科目名[英文名]
弾塑性解析特論   [Advanced Theory of Elasto-Plasticity]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 1060306
責任教員 [ローマ字表記]
桑原 利彦, 笹原 弘之   [KUWABARA Toshihiko, SASAHARA Hiroyuki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
身の回りの多くの工業製品は金型を用いて製造されており,金型は製造技術として重要な役割を果たしている.本講義ではこの金型に焦点を当て,“金型を製造するプロセス”と“金型を用いて製品を製造するプロセス”との両面から金型関連技術について講義することにより,機械系エンジニアとして必要な製造技術の基礎について習得する.
到達基準
金型の機能,各種の金型を用いた製造方法について理解する.
2) 金型の製造技術の基礎として,切削加工,研削加工,放電加工の原理を理解する.これにより一般的な機械部品の設計・加工に反映できる能力を身につける.
3) 金型を用いた製品製造のプロセスとして,板の成形における加工の原理と材料特性の影響について理解する.
4) 先進的な材料モデリング技術と板成形シミュレーションの有用性に対する理解を深める.
授業内容
第1回 金型についての導入.金型の機能,金型を通して製造される製品の概要を知る.
第2回 金型により製造される製品群と金型に要求される機能・精度.
第3回 金型製造の主要プロセス(1).製品設計と型設計,CAEによる予測,各種機械加工による製造.
第4回 金型製造の主要プロセス(2).切削加工,研削加工の加工の原理と工作機械
第5回 金型製造の主要プロセス(3).切削加工,研削加工の加工の原理と工作機械
第6回 金型製造の主要プロセス(4).放電加工の原理と工作機械
第7回 金型製造の最前線. 
第8回 中間試験
第9回 塑性力学の基礎方程式
第10回 金型による成形プロセス(1):曲げ加工の力学と最近のトピックス
第11回 金型による成形プロセス(2):絞り加工の力学と最近のトピックス
第13回 材料モデリングの技法と応用(1):材料の異方性
第14回 材料モデリングの技法と応用(2):異方性降伏関数と多軸応力試験方法
第15回 材料モデリングの技法と応用(3):板成形シミュレーション
第16回 最終試験
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/04/10 10:50:23