科目名[英文名]
光エレクトロニクス特論   [Advanced Optoelectronics]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 1060509
責任教員 [ローマ字表記]
高木 康博   [TAKAKI Yasuhiro]
所属 工学部 研究室 新1号館N201  メールアドレス

概要
光の電磁波理論(古典光学)からレーザを中心とした光エレクトロニクス(現代光学)の基礎について学び、先端光学機器を理解するために必要な知識を与える。
到達基準
電磁波としての光からフォトンとしての光まで統一的な視点で光を理解し、その実用的な応用の在り方について理解する。
授業内容
第1回 光の電磁気学
 マクスウェル方程式、波動方程式、調和振動波、平面波、進行波と定在波
第2回 偏光
 直線偏光、円偏光、楕円偏光、偏光子、波長板、液晶による変調
第3回 光の干渉(1)
 ホモダイン干渉、ヘテロダイン干渉、光検出、コヒーレンス
第4回 光の干渉(2)
 白色干渉、光コヒーレンストモグラフィ―(OCT)、強度干渉
第5回 光の回折
 フレネル-キルヒホッフの式、積分の近似式、角スペクトル伝搬
第6回 ホログラフィー
 波面の記録と再生、電子的な実現方法、計算機合成ホログラム
第7回 物質中の光の伝搬
 分散、群速度
第8回 光の吸収と放出
 波動性と粒子性、光学遷移、スペクトルの広がり、光散乱
第9回 光増幅
 ボルツマン分布、黒体輻射、反転分布と光増幅
第10回 光共振器
 ファブリ・ペロ共振器、発振条件、縦モード、横モード
第11回半導体レーザ
 pn接合、GaASレーザ、ダブルヘテロ構造、ストライプ構造、分布帰還型レーザ
第12回 立体表示
 立体視、2眼式、多眼式、インテグラルイメージング
履修条件・関連項目
なし
テキスト・教科書
なし
参考書
なし
成績評価の方法
小テストと期末テストにより評価する。
教員から一言
キーワード
光エレクトロニクス、レーザー、立体表示
オフィスアワー
授業やゼミなどの時間以外、随時。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/04/10 16:46:58