科目名[英文名]
映像情報学特論   [Advanced Image Information Studies]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 1060611
責任教員 [ローマ字表記]
堀田 政二   [HOTTA Seiji]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
概要:画像や音声,映像の各種メディアの機械による内容理解に関する最近の話題について紹介する.具体的には,物体認識の歴史,特定物体の認識,画像のカテゴリー認識,機械学習とセグメンテーションを利用する認識法について,テキストを利用しながら紹介する.なお,英語の文献を利用するため,はじめにこの分野特有の英語表現や専門用語についての解説を行う.

到達基準
目標:画像や音声,およびそれらの組み合わせである映像の機械による内容理解に関する原理・技術やサービスについて知見を広げることを目的とし,新しいメディアのあり方について自らの研究テーマと関連付けて考えられるようにする.
授業内容
第1回 オリエンテーション
今後の授業予定,機械による画像や映像の内容理解の必要性,準備方法

第2回 英語文献を読むための準備 (1) -講義-
英語論文の読み方,技術英語を読むに当たっての基本事項を示す

第3回 英語文献を読むための準備 (2) -講義-
数学的な英語文献を読むときの注意事項を示す

第4回 英語文献を読むための準備 (3) -講義-
技術的な内容を読解するに当たっての注意事項を示す

第5回 物体認識の歴史
物体認識の歴史について

第6回 特定物体の検出と認識 (1)
三次元物体モデルを用いた画像の内容理解

第7回 特定物体の検出と認識 (2)
ビデオの類似検索,画像の領域分割について

第8回 画像のカテゴリー認識 (1)
画像分類における特徴量について

第9回 画像のカテゴリー認識 (2)
生成モデルと判別モデルを用いた物体認識

第10回 画像のカテゴリー認識 (3)
文脈を用いた認識手法について学ぶ

第11回 幾何的関係を利用した画像のカテゴリー認識 (1)
テクスチャを利用した物体認識について学ぶ

第12回 幾何的関係を利用した画像のカテゴリー認識 (2)
形状情報を利用した物体認識について

第13回 認識とセグメンテーションの統合
セグメンテーションを利用した物体認識

第14回 まとめ
映像認識についての総括

第15回 レポート作成
成績評価のためのレポート作成・添削
履修条件・関連項目
特にありません.
テキスト・教科書
プリント・電子資料を随時配布
参考書
過去2〜3年に発刊された英文図書を用いる
成績評価の方法
成績はレポートとプレゼン(100%)で総合的に評価する.
教員から一言
映像や画像の内容理解の最近の技術を一緒に勉強しましょう.
キーワード
メディア, 映像,画像,認識
オフィスアワー
毎週火曜日午後3時から5時まで(場所:小金井10号館315室)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/22 14:57:34