科目名[英文名]
応用化学セミナーⅠ   [Applied Chemistry: Advanced Seminar Ⅰ]
区分 共通科目  選択必修   単位数 4 
対象学科等   対象年次   開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 1062027
責任教員 [ローマ字表記]
滝山 博志   [TAKIYAMA Hiroshi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
化学工学において基本かつ重要な、運動量、熱、物質の移動現象について、主にBirdらの著書を用いて、基本的な事項を演習を交えながら講義する。
到達基準
Transport Phenomenaの内容を理解し、応用できることを目標とする。
授業内容
第一期 運動量移動(1週から10週)
 移動現象に関する3つの基本法則
 移動現象の特徴とその取り扱い
 層流中の定常現象の解析
 連続方程式
 運動方程式
 第一期 最終試験

第二期 熱移動(11週から20週)
 放射伝熱の基礎
 ステファン-ボルツマンの法則
 黒体間の熱放射
 角関係
 灰色体の熱放射
 種々の熱交換器の熱交換原理
 第二期 最終試験

第三期 物質移動(21週から30週)
 物質の拡散とFickの法則
 運動量移動・熱移動・物質移動の相似性
 等モル向流拡散
 一方拡散の考え方
 反応を伴う移動現象の解析
 第三期 最終試験
履修条件・関連項目
学部において化学工学基礎Ⅰ、化学工学基礎Ⅱを履修していることが望ましい。
テキスト・教科書
"Transport Phenomena(2nd Ed.)" (R.Bird,W.Stewart and E.Lightfoot,Wiley)
参考書
必要に応じて毎回の授業で参考図書を紹介する。
成績評価の方法
各期毎に試験を行ない、試験結果および適宜出されるレポート等により評価する。成績はA、B、C、Dで評価し、A、B、Cを合格、Dを不合格とする。
Aは合計点の80%以上、Bは70〜79%、Cは60〜69%Dは59%以下とする。
教員から一言
キーワード
移動現象、運動量、熱移動、物質移動
オフィスアワー
備考1
担当教員の都合により、第一期から第三期までの講義順序は入れ替わる場合がある。
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/03/01 21:01:32