科目名[英文名]
高強度材料解析特論   [Advanced High-Strength Materials]
区分	後期課程科目	選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	～	開講時期	前学期
授業形態	前学期	時間割番号	1080303
責任教員 [ローマ字表記]
小笠原 俊夫   [OGASAWARA Toshio]
所属	工学部	研究室		メールアドレス

概要

航空宇宙システムや高速鉄道、エネルギーシステムなどでは、高強度金属材料（ジュラルミン、チタン合金、ニッケル基合金、特殊ステンレス合金など）が多く使用されます。また、構造用セラミックスなどのぜい性材料や、炭素繊維強化複合材料なども利用されています。 この講義では、これらの高強度材料を適用したシステムの安全・安心設計において必要となる材料強度学と線形破壊力学の基礎的な事項について解説します。

到達基準

１．材料強度学と線形破壊力学の基礎的な事項を理解している

授業内容

授業内容の目安は下記の通りです。かっこ内は小林英男著「破壊力学」の章番号です。 各項目を１〜2回の講義で説明します。 1.固体の破壊（第1章）　 2.材料の破壊（第２章、降伏条件の復習）　 3.エネルギー解放率（第３章、弾性力学の復習） 4.応力拡大係数（第４章） 5.き裂先端の塑性域と開口変位（第５章） 6.破壊じん性と破壊抵抗（第６章） 7.破壊制御設計（第７章） 8.き裂先端の大規模降伏とJ積分 9.複合材料積層板の層間はく離と数値解析 10.最弱リンクモデルとワイブル分布 11.構造用セラミックスの信頼性設計

履修条件・関連項目

材料力学、弾性力学、塑性力学

テキスト・教科書

破壊力学　小林英男　共立出版

参考書

材料強度解析学　東郷敬一郎　内田老鶴圃

成績評価の方法

レポート（50％）、期末試験（50％）

教員から一言

基本的には教科書に沿って講義を進めます。講義は日本語で行います。 弾性力学、塑性力学の未履修者のために復習をしながら進めます。

キーワード

材料強度学、線形破壊力学

オフィスアワー

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2018/03/27 7:57:21