科目名[英文名]
植物生産生理学特論   [Advanced Plant Production Physiology]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 96112
責任教員 [ローマ字表記]
横山 正   [YOKOYAMA Tadashi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
『アジアでのバイオ肥料の開発研究』
 アジアでは、環境にフレンドリーな持続的な農業の確立と化学肥料の使用削減が求められている。今回の講義では、①根圏に生息する微生物の特性、②バイオ肥料の定義、③バイオ肥料に用いる根粒菌やPGPR等の微生物種類、④アジア諸国での多様なバイオ肥料開発の現状、⑤農工大で開発した水稲用バチルスバイオ肥料「キクイチ」の特性とその水稲栽培への適応技術の紹介等を行う。この技術は、有用土壌微生物により、土壌から作物への土壌養分の供給を増加させ、化学肥料の使用を削減できる可能が高い。
到達基準
バイオ肥料の概念、研究開発手段、世界や日本での社会実装や普及技術等に関して理解する。
授業内容
【講義計画】
1.バイオ肥料とは
2.バイオ肥料としての根粒菌
3.非共生型のバイオ肥料の科学的な背景
4.FNCAバイオ肥料プロジェクト
5.アジア各国の取り組み
6.オリゴキトサンとバイオ肥料
7.耐病性に関するシナジー効果
8.農工大で開発したバチルスバイオ肥料について
9.バチルスバイオ肥料TUAT1株の特性
10.バチルスバイオ肥料「キクイチ」の社会実装の取り組み
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
資料は授業時に配布します。
参考書
講義中に情報提供します。
成績評価の方法
レポート提出による。 
教員から一言
農業における土壌微生物の重要性を学んで欲しい
キーワード
オフィスアワー
備考1
横山 正(YOKOYAMA Tadashi)
〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8 東京農工大学農学部
3-5-8 Saiwai-cho, Fuchu-shi, Tokyo, 183-8509
Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology
e-mail: tadashiy@cc.tuat.ac.jp
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/23 18:27:18