| 科目名[英文名] | |||||
| 分子生理学特論 [Advanced Molecular Physiology] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 96211 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 鈴木 絵里子 [SUZUKI Eriko] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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『癌と炎症のシグナル伝達と最新治療』 癌を中心に、最新の疾患診断技術や治療法、治療薬、治療戦略といった総論から、癌と炎症のシグナル伝達や癌 における代謝、薬剤の分布や排出といった薬理学的観点からの各論、さらに、担当教員の研究内容の紹介も交えて、 詳細に解説する。 癌と炎症は密接に関与し、全身あるいは局所の炎症状態は癌の病態を左右する非常に重要な要素である。炎症を 制御することにより、癌の増悪化が制御できるといっても過言ではない。最新の癌治療は、従来の抗癌剤や放射線 療法とは大きくかけ離れたものとなっている。また、早期診断技術も大きく進歩し、癌は不治の病ではなくなって きている。このような背景を踏まえ、どのように最新医療技術や基礎研究が貢献してきたかということについて説 明する。 さらに、癌細胞における薬剤の代謝、排出、分布といった薬理学的基礎知識や、癌の再発の原因となっている癌幹 細胞を対象とした担当教員の研究結果についても紹介する。 |
| 到達基準 |
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癌と炎症に関わる基礎研究・臨床研究について、生化学・細胞生物学・分子生物学・生理学・薬理学の観点から説 明をするので、これを把握し、実践例や応用例の成り立ちを理解すること。 |
| 授業内容 |
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1:癌の早期診断技術 2:最新の癌治療戦略の紹介 (1)治療薬の開発 (2)薬剤耐性・薬物代謝・分布・排出について 3:癌と炎症のクロストークに関わるシグナル伝達経路 4:癌幹細胞を対象とした研究紹介 |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 資料は授業時に配布します。 |
| 参考書 |
| 講義中に情報提供します。 |
| 成績評価の方法 |
| 教員から一言 |
| 専門が異なる学生に対しても分かりやすい講義内容となるよう努力します。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2018/03/23 17:17:18 |