| 科目名[英文名] | |||||
| 森林生産保全学特論 [Advanced Forest Science and Technology] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 96311 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 山本 美穂(宇) [YAMAMOTO Miho] | |||||
| 所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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『持続的森林管理のための分権的管理』 持続的森林管理を実現する上で、森林を誰が所有し、誰が管理すべきかという課題は、森林と身近に接しその劣化 と再生を繰り返してきた国・地域において世界史的に切実なテーマでありつづけた。FAO による世界森林資源調査 2010 において、全世界の森林の80%が公的に所有されているが、地域によって比率が大きく異なること、コミュ ニティや個人、私企業による所有と管理が増える傾向にあることが明らかとなっている。森林の所有と管理には、大 まかに共有的資源→国家所有→私的所有という進化のパターンがあり、それが森林資源の盛衰と深く関連することが 示唆されている。近代国家形成とともに生まれた各国の森林政策は、国家所有→私的所有という展開に続いて、分権 的森林管理について模索してきた。世界的に人工林造成が進みその資源的成熟を迎えるなかで、森林管理・利用をめ ぐる権利関係はさらに複雑な諸相を迎えている。本講義では、分権的森林管理の背景、その世界史的な諸相と森林政 策のあり方について講述する。 |
| 到達基準 |
| 持続的森林管理のためのツールとして、世界史的に展開する分権的管理について理解すること。 |
| 授業内容 |
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【講義計画】 講義計画(和文) 1.分権的森林管理とは何か? 2.森林管理の世界史 3.近現代森林管理の150 年史 4.人工林の育成・利用・再生産 5.誰が森林を所有し誰が管理すべきか? |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 資料は授業時に配布します。 |
| 参考書 |
| 講義中に情報提供します。 |
| 成績評価の方法 |
| 教員から一言 |
| 再生可能資源をめぐる経済法則、歴史、地理に関心を持つ皆さんの受講を歓迎します。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2018/03/28 13:36:05 |