| 科目名[英文名] | |||||
| 資源物質科学特論 [Advanced Natural Resources and Ecomaterials] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 96313 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 半 智史 [NAKABA Satoshi] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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再生可能な資源として重要な木質バイオマスは、多様な材質特性をもつ。本講義では、木質バイオマスの材質特性発現機構について特に細胞レベルでの生命現象を中心に概説する。 木質バイオマスは、樹木により生産される生物材料である。したがって、樹木の生命活動が木質バイオマスの特性に影響を与える。細胞レベルでの生命現象の中で材質特性に影響を与えるものは、細胞分化および細胞死である。木質バイオマスの大部分を占めるのは、維管束形成層によって生産される二次木部細胞であることから、本講義では、木部細胞における細胞分化と細胞死の概要について最新の知見も紹介しながら説明する。さらに、木質バイオマスの材質特性発現機構の例として、細胞死が深く関わる樹木特有の生命現象である心材形成について詳しく取り上げる。 |
| 到達基準 |
| 木質バイオマスの材質特性発現において重要な木部細胞の細胞分化および細胞死の概要について理解すること。また、樹木特有の生命現象である心材形成について理解すること。 |
| 授業内容 |
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1:木質バイオマスの材質特性について (1)木質バイオマスの材質特性の多様性、(2)材質特性発現機構を理解することの重要性 2:材質特性の発現において重要な生命現象 (1)細胞分化、(2)細胞死 3:材質特性発現機構の具体例 (1)心材とは、(2)心材形成 |
| 履修条件・関連項目 |
| 特に履修条件は設けません。 |
| テキスト・教科書 |
| 資料は授業時に配布します。 |
| 参考書 |
| 講義中に情報提供します。 |
| 成績評価の方法 |
| レポート課題を通じて評価を行います。 |
| 教員から一言 |
| 樹幹の二次木部の組織構造について基礎知識があることが望ましいですが、基本的なところから説明を行います。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| 事前にメールにてご連絡ください。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2018/03/22 14:29:49 |