科目名[英文名] | |||||
資源保全学特論 [Advanced Conservation of Natural Resources] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 96314 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
戸田 浩人 [TODA Hiroto] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 1-416 | メールアドレス |
概要 |
『里山の持続的森林管理』 里山とは,日本で昔から継承されてきた多角的な土地利用法であり,農業と森林資源の管理技術を基,地域生態系がもたらす価値を活用するものである.里山における生産物(食料,燃料,木材および肥料)などは,土壌や水としった地域の資源を劣化させることなく,生活を守っている. また,生物多様性の保全にとっては,原生自然の保護のみならず,人々が昔から持続的に利用・管理してきた農地や二次林など,人間活動の影響を受けた形成・維持されている里山(二次的自然環境)の保全も同様に重要である.しかし,このような里山やその象徴である持続的な慣行や知識は,都市化,産業構造の変化,地域の人口の急激な増減によって,世界各地において危機に直面している(里山イニシアチブ 2010). 本講義では,関東における里山の森林管理の現状を物質循環の観点から考察するとともに,里山的景観の保全に取り組んでいる都立公園において野外講義を行う. |
到達基準 |
里山の自然と持続可能な里山管理について理解する. |
授業内容 |
本講義では,関東における里山の森林管理の現状を物質循環の観点から考察するとともに,里山的景観の保全に取り組んでいる都立公園において野外講義を行う. 1. 里山の森林管理・物質循環の基礎 2. 里山の森林管理の現状 3. 里山の利用と水環境・生物多様性 4. 里山の持続的森林管理の課題 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
資料は授業時に配布します。 |
参考書 |
「里山を考える101のヒント」社団法人 日本林業技術協会 編集・発行 Toda, H.(2013)NATURAL ECOSYSTEMS AND SATOYAMA UTILIZATION. (in Research Approaches to Sustainable Biomass Systems, editors Tojo, S and Hirasawa, T., 399pp., Elsevier). 19-30. |
成績評価の方法 |
レポートによる |
教員から一言 |
午前中は教室で講義を行う.午後は狭山丘陵(武蔵村山市)にある公園に行き,里山を歩きながら議論するので,交通費と野外活動の準備をしてくること.受講者へは事前に詳細を連絡する. |
キーワード |
里山、持続的管理、森林、自然公園 |
オフィスアワー |
事前にメールをください |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/14 14:02:28 |