科目名[英文名] | |||||
環境動物保全学特論 [Advanced Animal Science for Environmental Conservation] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 96322 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
梶 光一 [KAJI Koichi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
『日本の野生動物管理の現状・課題・展望』 わが国の野生動物管理の歴史は新しく、1999年の鳥獣保護法改正によって特定鳥獣保護管理計画制度が策定により、適正な科学に基づく野生動物管理が開始された。しかし,ニホンザル・ニホンジカ・ツキノワグマなどの大型獣の分布拡大と生息数増加などによって、人と野生動物の軋轢はますます高まっており、さらなる法改正が検討されている。本講義では、わが国における野生動物管理の歴史と野生動物と人との軋轢問題を概観するとともに、特にニホンジカに焦点をあてて,管理方法・方針・システムのありかたについて最新の知見を踏まえて解説し、日本における野生動物管理システムの在り方について論考する。 |
到達基準 |
野生動物と人との軋轢は、人の土地利用の変化に基づくこと、および科学に基づく野生動物管理の在り方について理解すること |
授業内容 |
1)日本の野生動物保護管理制度のレビューを行うことによって,野生動物保護管理の歴史について解説する 2)大型野生動物(ニホンザル・イノシシ・ニホンジカ・クマ類)の生息状況と人との軋轢問題について解説する 3)ニホンジカの爆発的増加のプロセスとパターン,その原因と爆発的増加がもたらす影響について解説する 4)ニホンジカを事例に,フィードバック管理,管理指針,管理システムを紹介し,広域管理の重要性について解説する 5)世界と日本の野生動物管理システム |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
資料は授業時に配布します。 |
参考書 |
講義中に情報提供します。 |
成績評価の方法 |
レポート提出による |
教員から一言 |
講義では積極的に質疑応答に加わってください |
キーワード |
野生動物管理、フィードバック管理、ニホンジカ |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/24 16:53:57 |