科目名[英文名] | |||||
教育原理 [Principles of Education] | |||||
区分 | 教職科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | V0202 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
降旗 信一 [FURIHATA Shinichi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
授業の概要 教育の基本的概念は何か、また、教育の理念にはどのようなものがあり、教育の歴史や思想において、それらがどのように現れてきたかについて学ぶとともに、これまでの教育及び学校の営みがどのように捉えられ、変遷してきたのかを理解する。 |
到達基準 |
全体目標: 教育の基本的概念は何か、また、教育の理念にはどのようなものがあり、教育の歴史や思想において、それらがどのように現れてきたかについて学ぶとともに、これまでの教育及び学校の営みがどのように捉えられ、変遷してきたのかを理解する。 (1)教育の基本的概念 一般目標:教育の基本的概念を身に付けるとともに、教育を成り立たせる諸要因とそれら相互の関係を理解する。 到達目標: 1)教育学の諸概念並びに教育の本質及び目標を理解している。 2)子供・教員・家庭・学校など教育を成り立たせる要素とそれらの相互関係を理解している。 (2)教育に関する歴史 一般目標:教育の歴史に関する基礎的知識を身に付け、それらと多様な教育の理念との関わりや過去から現代に至るまでの教育及び学校の変遷を理解する。 到達目標: 1)家族と社会による教育の歴史を理解している。 2)近代教育制度の成立と展開を理解している。 3)現代社会における教育課題を歴史的な視点から理解している。 (3)教育に関する思想 一般目標:教育に関する様々な思想、それらと多様な教育の理念や実際の教育及び学校との関わりを理解している。 到達目標: 1)家庭や子供に関わる教育の思想を理解している。 2)学校や学習に関わる教育の思想を理解している。 3)代表的な教育家の思想を理解している。 (3)教育に関する思想 一般目標:教育に関する様々な思想、それらと多様な教育の理念や実際の教育及び学校との関わりを理解している。 到達目標: 1)家庭や子供に関わる教育の思想を理解している。 2)学校や学習に関わる教育の思想を理解している。 3)代表的な教育家の思想を理解している。 |
授業内容 |
授業計画 第1回(農4/13・工4/12) シラバス説明及びテキスト紹介、発表分担決め等 第2回(農4/20・工4/19) 教育学の諸概念並びに教育の本質及び目標(1)【公教育の原理】 第3回(農4/27・工4/26) 教育学の諸概念並びに教育の本質及び目標(2) 【現代教育改革の課題】 第4回(農5/11・工5/10) 子供・家庭・学校など教育を成り立たせる要素とそれらの相互関係(1)【教科書第6章/学校から地域を俯瞰する】 第5回(農5/18・工5/17) 子供・家庭・学校など教育を成り立たせる要素とそれらの相互関係(2)【教科書第7章/持続可能な地域社会における学校】 第6回(農5/25・工5/24) 家族と社会による教育の歴史(1) 【教科書第1章/近代公教育における教育の歴史】 第7回(農6/1・工5/31) 家族と社会による教育の歴史(2) 【教科書第2章/現代的諸課題に向き合う教育の歴史】 第8回(農6/8・工6/7) 近代教育制度の成立と展開(1)【教科書第1章/1945年以前と以降における教育の変化】 第9回(農6/15・工6/14) 近代教育制度の成立と展開(2)【教科書第3章/教育基本法制定から改正に至る教育制度の変遷】 第10回(農6/22・工6/21) 現代社会における教育課題(歴史的な視点から)(1)【教科書第1章/公害教育の視点から】 第11回(農6/23・工6/28) 現代社会における教育課題(歴史的な視点から)(2)【教科書第1章/自然保護教育の視点から】 第12回(農6/29・工7/5) 家庭や子どもに関わる教育の思想【教科書第4章】 第13回(農7/6・工7/12) 学校や学習に関わる教育の思想 【教科書第5章】 第14回(農7/13・工7/19) 代表的な教育家の思想【社会教育の視点を踏まえて】朝岡先生 第15回(農7/20・工7/26) 総括討議【教育実習体験談を聞きながら教育の基本的概念を考えよう】 ※授業日以外の以下の活動への出席は任意参加となります。但し、以下の活動日程が所属学科の授業やオリエンテーションなどと重複した場合には各学科の活動を優先してください。特に工学部の学生は小金井キャンパスでの活動の前後に急いで府中キャンパスに移動しようとして事故にあうことのないよう時間の余裕をもって移動してください。任意参加ですので所属学科の活動のために以下の活動を欠席や遅刻早退しても何ら不利益は生じません。 (1)教職合宿(日程未定)=5コマ分にカウント (2)中学生向け補習講師(9月10日(月)〜2019年1月28日(月)の18:00-20:30の12回のうち3回 (3)中学生向け面白実験指導1月12日(土)(13時〜17時の間の120分程度) |
履修条件・関連項目 |
教職科目なので教員免許取得を目指していることが前提となります・ |
テキスト・教科書 |
持続可能な未来のための教職論(諏訪哲郎監修、降旗信一・小玉敏也編、学文社) ※教科書の所持・使用は、単位取得(教員免許保持)のための必須条件です。(教書の専門図書を所持していることによりライセンスホルダーとしての専門性が担保されます。) |
参考書 |
参考書・参考資料等 日本国憲法、教育基本法、教育振興基本計画、中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領 |
成績評価の方法 |
15回の授業(または授業に準する活動)に出席することを単位取得の必須条件とします。 以下の3つのレポートの合計点で90点以上がS,80点以上がA、70点以上がB、60点以上がC,60点未満がD(不合格)となります。なお、教職合宿に参加すると5回分まで出席点にカウントされるほか、レポート点が20点加算されます。 (1) 教科書レポート A4で2p以内(40字×30行)。表紙不要。MSワードまたはグーグルドキュメントで作成。教科書の中の任意の一章について、1)担当章にかかわる重要なキー概念や事実の説明(著者の主張は何か?)、2)自分の問題意識と文献調査の結果から得られた結論、3)さらに議論してみたい論点の提起、を記述し、自分の担当ミニ授業の7日前から3日前までに教員にメール送付。送付されたレポートはムードルにアップしてクラス全員で共有します。ミニ授業の担当日は第一回授業で決めます。提出期間以外に提出されたレポートの評価はできませんのでご注意ください。 【レポートの書き方について】 以下の観点により採点する。 ・自分で考え、記述したものであるか。(剽窃・複写が判明した場合は0点とする。友人間で同様の行為を行ったと判定した場合は双方ともに0点とする。) ・授業テーマにそった課題設定となっているか。 ・引用と自分の主張を明確に区別できているか。 ・要求されている文字数を満たしているか。 ・表題及び全体の構成の仕方は適切か。 ・結論の導き方は妥当か。 ・提示された論点は明確か。 ・そのあとのグループ討議を刺激するような有益かつ魅力的な情報を提供しているか。 |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
(教職履修学生のための各種支援策) ※1.教職研究会について 教職新入生の歓迎を兼ねた情報交換会を4月14日(土)の11時〜13時に府中キャンパス本部五十周年記念ホールで開催します。新入生の皆さんは各学科の教職履修者の先輩から有益な情報を入手して、無理のない履修計画を立てましょう。 ※2.教職合宿について 教職履修者としての同僚性(仲間意識、横のつながり)を高め、教職に必要な知識、スキルを身につけることを目標とした教職合宿を下記の要領で行います。企画委員は履修者の中から募集します。企画委員として一定の役割を果たした人は教職ボランティアとして、履修カルテに記載することができます。 日時:2019年8月20日(月)から22日(火)(企画委員の現地下見は6月を予定) 会場:安藤百福自然体験活動指導者研修センター(長野県小諸市) 滞在にかかる費用:宿泊費2200円(2泊)、食費4800円(6食) 現地までの旅費:小諸駅から新宿バスタ 片道2,570円〜3,090円程度 その他:全体運営にかかる経費 5000円以内 ・企画委員は、この合宿のプログラム作成ほか、運営を担当します。教職授業終了後に企画会議を5〜6回程度、各30分程度開催します。 |
備考2 |
※3府中五中学習支援ボランティア「ESD塾」について 2017年度から新たに始まるプロジェクトです。月曜の17:30-20:00に近隣の府中第五中学校の生徒が農工大府中キャンパスで学習活動を行いますので、その支援を行っていただくボランティア活動です。 ※4教育実習報告会について 2018年度も4年生が教育実習にいきます。この方々の報告会を前期の最終授業で実施します。経験豊富な教職課程在籍中の4年生の方と交流できる貴重なチャンスです。 ※5特別授業「面白実験教室」について 特別授業の日(6月9日(土)及び7月14日(土)に面白実験教室を行います。1人から4人の教師役のチームをつくり(最大で農工各24班以内)、あらかじめ決められたメニューの中から面白実験のテーマを選び、当日、一回15分の面白実験教室を行います。各5分間の休憩・交代時間を含め、2回程度、同じ実験を行います。(参加者役は入れ替わります。)実験2週間前までに教員に所定の計画書を提出し、安全上、問題がないかを確認の上で、実験を行います。実験に必要な材料などは自費となります。なおこの実験には府中第五中学校の生徒が参加します。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/09/01 16:27:46 |