科目名[英文名]
教育制度論   [Educational Systems]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 V0203
責任教員 [ローマ字表記]
降旗 信一, 朝岡 幸彦   [FURIHATA Shinichi, ASAOKA Yukihiko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
授業の概要
現代の学校教育に関する制度的事項について、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。なお、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も身に付ける。
到達基準
全体目標:
全体目標:現代の学校教育に関する社会的、制度的又は経営的事項のいずれかについて、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。なお、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も身に付ける。
(1-2)教育に関する制度的事項
一般目標:現代公教育制度の意義・原理・構造について、その法的・制度的仕組みに関する基礎的知識を身に付けるとともに、そこに内在する課題を理解する。
到達目標:
1)公教育の原理及び理念を理解している。
2)公教育制度を構成している教育関係法規を理解している。
3)教育制度を支える教育行政の理念と仕組みを理解している。
4)教育制度をめぐる諸課題について例示することができる。
(2)学校と地域との連携
一般目標:学校と地域との連携の意義や地域との協働の仕方について、取り組み事例を踏まえて理解する。
到達目標:
1)地域との連携・協働による学校教育活動の意義及び方法を理解している。
2)地域との連携を基とする開かれた学校づくりが進められてきた経緯を理解している。
(3)学校安全への対応
一般目標:学校の管理下で起こる事件、事故及び災害の実情を踏まえて、学校保健安全法に基づく、危機管理を含む学校安全の目的と具体的な取組を理解する。
到達目標:
1)学校の管理下で発生する事件、事故及び災害の実情を踏まえ、危機管理や事故対応を含む学校安全の必要性について理解している。
2)生活安全・交通安全・災害安全の各領域や我が国の学校をとりまく新たな安全上の課題について、安全管理及び安全教育の両面から具体的な取組を理解している。
授業内容
授業計画
第1回 シラバス説明及びテキスト紹介、発表分担決め等
第2回 公教育の原理及び理念
第3回 公教育制度を構成している教育関係法規(1)【憲法、教育基本法】
第4回 公教育制度を構成している教育関係法規(2)【ESDのための法制度】
第5回 教育制度を支える教育行政の理念と仕組み(1)【教師からみた教育制度改革の課題】
第6回 教育制度を支える教育行政の理念と仕組み(2)【ESD実践に向けた教育制度改革】
第7回 教育制度をめぐる諸課題(1)【学校経営をめぐる教育制度】
第8回 教育制度をめぐる諸課題(2)【子育て・教育支援制度】
第9回 地域との連携・協働による学校教育活動の意義及び方法(1)【消費者市民育成のための教育制度】
第10回 地域との連携・協働による学校教育活動の意義及び方法(2)【学習権保障のための制度】
第11回 地域との連携を基とする開かれた学校づくりが進められてきた経緯(1)【学校統廃合による地域教育空間の再編と創造】
第12回 地域との連携を基とする開かれた学校づくりが進められてきた経緯(2)【ESDを実現するための開かれた学校づくり】
第13回 学校の管理下で発生する事件、事故及び災害の実情を踏まえ、危機管理や事故対応を含む学校安全の必要性
第14回 生活安全・交通安全・災害安全の各領域や我が国の学校をとりまく新たな安全上の課題について、安全管理及び安全教育の両面から具体的な取組
第15回 総合討議
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
持続可能な未来のための教育制度論(小玉敏也、鈴木敏正、降旗信一・編、学文社)
※教科書の所持・使用は、単位取得(教員免許保持)のための必須条件です。(教書の専門図書を所持していることによりライセンスホルダーとしての専門性が担保されます。)第5回授業時に検印をしますのでそれまでに各自で所持してください。
参考書
成績評価の方法
15回の授業(または授業に準する活動)に出席することを単位取得の必須条件とします。
初回授業で説明する2つのレポートの合計点で90点以上がS,80点以上がA、70点以上がB、60点以上がC,60点未満がD(不合格)となります。

教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/10/04 9:45:29