科目名[英文名]
教育心理学   [Educational Psychology]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 V0204
責任教員 [ローマ字表記]
三浦 巧也   [MIURA Takuya]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
本授業では、心身の発達の過程を背景にして、人間の知的活動に対する学習・認知心理学の考え方を知り、自身の知的活動のあり方を再考していく。また、教育心理学は心理学の知見を教育の実践場面に応用するだけでなく、教育の実践をもとに学びについての新たな理論を構築していく学問でもある。本授業では、理論と実践場面での問題や指導のあり方と結びつけて学んでいく。学生らには、自分の経験を捉えなおし、どのように教育実践を行なっていくべきかを考える積極的な姿勢が必要である。授業の後半では、学生らが主体的に実践的知識を習得することを目的として彼らに協同学習を展開させ、児童生徒の発達段階や学習の過程を考慮した教育実践のあり方を学び合う機会を設ける次第である。
到達基準
児童生徒の心身の発達及び学習の過程について、基礎的な知識を身につけ、各発達段階における心理的特性を踏まえた学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理解する。
授業内容
第1回:現代の教育心理学/心身の発達と学習の概念及び理論に着目して
第2回:発達とは/運動・言語・認知・社会性の発達に着目して
第3回:学習とは/動機づけ・自己調整学習・学習評価に着目して
第4回:主体的な学習とは/授業観の重要性、集団形成の発達的特徴に着目して
第5回:グループディスカッション①(主体的な学習活動における授業観を考える)
第6回:グループディスカッション②(自尊感情を育てる集団づくりを考える)
第7回:第5回・6回を踏まえたワールドカフェ方式による協同学習
(主体的な学びが形成される教育実践に関する発表)
第8回:特別支援教育・インクルーシブ教育/特別な教育的ニーズに着目して
第9回:知的障害・発達障害・視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・病弱の理解
第10回:通級での指導及び自立活動/SST・CBTに着目して
第11回:個別の教育支援計画・個別の指導計画・特別支援教育コーディネーターの役割
第12回:グループディスカッション①(特別な支援を要する児童生徒の理解を考える)
第13回:グループディスカッション②(特別な支援を要する児童生徒の支援を考える)
第14回:第12回・13回を踏まえたワールドカフェ方式による協同学習
(特別な支援を要する児童生徒の理解と支援に関する発表)
第15回:第1回〜14回に関するまとめ及び、定期試験
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
特になし。
参考書
成績評価の方法
平常点評価(40%)授業での積極的な発言、グループディスカッション等での発言など積極性を評価する。定期試験評価(60%)。試験を受けることが出来るのは、2/3以上の出席が必要。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/07 14:07:36