科目名[英文名] | |||||
Frontiers in Agricultural Research [Frontiers in Agricultural Research] | |||||
区分 | グローバル・プロフェッショナルプログラム | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | GPPM010001 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
安村 友紀 [YASUMURA Yuki] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本科目はGPP生のみに対応(シラバスは別途配布済み) このコースは、科学研究の学術的意義に加えて、現代から近未来の地球規模の課題や社会貢献におけるインパクトについて考え、広く多角的な視野で研究の価値を捉えることを目的の一つとする。まず先端的でかつ引用数の高い研究論文や総説を読み、論文の中で研究プロジェクトのインパクトを明確にできること、そのプロジェクトの重要性をサイエンスや社会の大きな流れの中に位置付けることもできることを学ぶ。次に、それぞれの研究分野のミニ総説を英語で書く課題を課し、研究プロジェクトのインパクトと内容を効果的に伝えるためのコンセプト作りと内容構成について学ぶ。そのために、プロジェクトの新規性、普遍性、有用性などに焦点を絞ってコンセプトと目的を定め、その論理展開とディスカッションに必要な情報を集めることと、目的にかなった構成で情報をコンセプトに関連づけることを実践する。 ミニ総説を書く課程で、学生には内容構成プラン、下書き1、下書き2の提出を求め、最終版の提出まで細かく添削、指導を行う。前述の構成に関する指導のほか、読み手を意識した書き方(読み手の興味を誘い惹きこむこと、解りやすい説明の仕方など)に関する指導も行う。 |
到達基準 |
・研究論文で紹介される研究の鍵となる成果を把握し、社会へのインパクト・科学の発展・生活や技術の向上に関連づけ、批判的に評価することでその研究の重要性や意義を理解する。 ・研究を紹介する際に、その研究の重要性や意義を、聞き手や読み手にわかりやすいように、適切かつ効果的な方法で伝えることを学ぶ。 ・良いイントロダクションを書くことで読み手の注意と感心を引きつけ、ストーリ展開を効果的に構成して最後まで読ませる論文を書く練習をする。 |
授業内容 |
Day 1 ] 1 : 研究論文の構成:効果的かつ説得力のある議論の組み立て方 2-3: 総説を読み解く。特にイントロダクションの役割とストーリーの切り口に焦点をあてる。 [Day 2] 4 : 研究論文の構成:情報の選び方と配置、ストーリー展開 5-6: 総説を読み解く。対象となる読み手を想定し、コンセプトの設定、構成の基本についてディスカッションする。 [Day 3] 7-8: 総説の書き方、構成プラン、コンセプト設定に基づいた効果的な情報の選択と配置について講義し、 各自で考えたコンセプトに基づき、ミニ総説の構成プランを作成する。 9,12,14: ミニ総説下書きの添削に関するフィードバック、ディスカッションを含めたチュートリアル 10-11,13,15: ミニ総説の作成 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
ミニ総説の評価 |
教員から一言 |
キーワード |
Effective review writing, scientific essay writing |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/05/24 19:11:45 |