科目名[英文名]
園芸学Ⅰ   [Horticultural Science I]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01AN2306
責任教員 [ローマ字表記]
鈴木 栄, 荻原 勲, 伴 琢也, 望月 佑哉   [SUZUKI Sakae, OGIWARA Isao, BAN Takuya, MOCHIZUKI Yuya]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
園芸学に含まれる作物は,野菜,果樹,花卉などであり,非常に広範囲である.そのため,まずは多くの園芸作物の基本となる繁殖,育種,栽培方法に関する知識の習得を目指す.また,本科目は生物生産学科の推奨科目となっている.
園芸学 I の講義では,まず園芸や園芸生産の特徴,園芸作物の種類と特徴について述べる.次いで園芸作物の種子形成,繁殖方法から開花・結実に至る過程における生理・生態的特性を述べ,品種育成や育種方法についても論じる.また,野菜,果樹,花卉のうち,野菜の形態と生理生態的特性について述べる.
到達基準
園芸作物の基本となる繁殖,育種,栽培方法を理解し説明できる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点: (農学部の場合)本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 概要の説明.繁殖方法1(種子繁殖の特徴)
第2回 繁殖方法1(栄養繁殖の特徴)
第3回 繁殖方法2(苗生産,接ぎ木苗生産)
第4回 繁殖方法3(組織培養の基礎)
第5回 繁殖方法3(組織培養による繁殖)
第6回 品種および育種法1(育種方法,倍数性育種,突然変異育種)
第7回 品種および育種法2(DNAマーカー,遺伝子地図)
第8回 品種および育種法3(組織培養による育種)
第9回 品種および育種法4(遺伝子組換えによる育種)
第10回 野菜の形態と生理生態的特性の基礎1
第11回 野菜の形態と生理生態的特性の基礎2
第12回 野菜の形態と生理生態的特性の基礎3
第13回 ポストハーベスト1
第14回 ポストハーベスト2
第15回 まとめと定期試験


履修条件・関連項目
学科専門科目の植物生産系科目に区分され、学科推奨科目である。
授業時間 30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。
テキスト・教科書
推奨する教科書は,荻原勲編著 図説園芸学(朝倉書店).
授業で使用するPDFファイルを,Moodleにアップするので,予習と復習に使用すること.
基本的に印刷したファイルは配布しない.
参考書
志村勲著 果樹園芸第2版(文永堂出版)、伊東正著 蔬菜園芸学(川島書店)、今西英雄著 花卉園芸(文永堂出版),植物バイテクの基礎知識(農文協)など.
成績評価の方法
試験によって評価する。
教員から一言
園芸学は果樹学,蔬菜学,花卉学,園芸利用学,施設園芸学に分けられる.
講義ではこれら分野の総論を論じるが,不足部分は参考書を熟読することが必要である.
園芸学IIでは,果樹,蔬菜,花卉などの各論が中心となる.
また,作物栽培学,植物分子遺伝学,植物生態生理学,作物学などの講義と関連している.
キーワード
果樹,野菜,花卉,繁殖,施設栽培,組織培養
オフィスアワー
メールでの対応,または毎週木曜日の12:00-13:00(園芸学1終了後).
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/22 9:50:18