科目名[英文名] | |||||
分析科学 [Analytical Science] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01AN3105 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
田中 治夫 [TANAKA Haruo] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-221(田中)他 | メールアドレス |
概要 |
【目的】生物生産学科の生産技術環境系・植物生産系・動物生産系の3つの科目系において、それぞれの研究室で使われている分析手法およびその原理を、実際にその分析手法を用いて研究をおこなっている教員が講義する。 【概要】本科目は生物生産学科の学科共通科目である。第1回〜第3回に「分析科学の基礎」、第4回〜第7回に「遺伝子の分子生物学的解析」、第8回〜第9回に「タンパク質の生化学的解析」、第10回〜愛15回に「生物個体群・集団の解析」について解説する。各回の参考書をあげてあるので、予習・復習にも活用して生物生産学を体系的に修得してほしい。 |
到達基準 |
学生が、分析化学、遺伝子の分子生物学的解析、タンパク質の生化学的解析、生物個体群・集団の解析の分析の方法と原理を理解でき、生物生産学科の卒業論文等の研究に応用できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してほしい。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第 1回:ガイダンス・分析化学の基礎1(田中治)分光光度論 (4/12) 小テスト 第 2回:分析化学の基礎2(大津)カラム、クロマトグラム (4/19) 小テスト 第 3回:分析化学の基礎3(杉原)化学抽出、形態分析(4/26)小テスト 第 4回:遺伝子の分子生物学的解析1(鈴木栄)サザン・ノーザン分析、プロモーター解析 (5/10) レポート 第 5回:遺伝子の分子生物学的解析2(山田哲)リアルタイムPCR、RNAi法 (5/17) 小テス 第 6回:遺伝子の分子生物学的解析3(佐藤幹)クローニング、DGGE (5/24) 小テスト 第 7回:遺伝子の分子生物学的解析4(岡崎)メタゲノム・メタトランスクリプトーム解析(5/31) 小テスト 第 8回:タンパク質の生化学的解析1(天竺桂)タンパク質の分離と精製、定量、電気泳動法(6/7) 小テスト 第 9回:タンパク質の生化学的解析2(杉村)組織・細胞イメージング(免疫組織化学染色、免疫細胞化学染色、ライブセルイメージング) (6/14) 小テスト 第10回:生物個体群・集団の解析1(大川)量的形質の生態生理、遺伝学的解析 (6/21) レポート 第11回:生物個体群・集団の解析2(伊藤)ゲノム情報を用いた遺伝学的解析 (6/28) 小テスト 第12回:生物個体群・集団の解析3(新村)動物の行動解析 (7/5) 小テスト 第13回:生物個体群・集団の解析4(伴)画像解析による根系調査 (7/12) 小テスト 第14回:生物個体群・集団の解析5(本林)個体群の密度 (7/19) 小テスト 第15回:生物個体群・集団の解析6(桂)作物群落における炭素動態(7/26)レポート |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
適宜プリントを配布する。 |
参考書 |
予習・復習に役立つ各回の参考書です。 分析化学の基礎 1:ハーウッド・クラリッジ1999:有機化合物のスペクトル解析入門,化学同人 2:本浄高治ら1998:基礎分析化学,化学同人 3:土壌標準分析測定法委員会編2003:土壌標準分析・測定法,博友社 遺伝子の分子生物学的解析 1:西方敬人・真壁和裕2005:超実践 バイオ実験イラストレイテッド レッスン1,キットも活用遺伝子実験,秀潤社 2:中山広樹1999:バイオ実験イラストレイテッド③ 本当にふえるPCR,秀潤社 3:真壁和裕1997:バイオ実験イラストレイテッド④ 苦労なしのクローニング,秀潤社,大藤道衛2004:電気泳動なるほどQ&A,羊土社 4:服部正平 2010:メタゲノム解析技術の最前線, シーエムシー出版 タンパク質の生化学的解析 1:長谷俊治・高尾敏文・高木淳一 2010:タンパク質科学実験法①,化学同人 2:野地澄晴2006:免疫染色& in situ ハイブリダイゼーション最新プロトコール,羊土社 生物個体群・集団の解析 1:鵜飼保雄2002:量的形質の遺伝解析,医学書院 2:神村学ら2009:分子昆虫学-ポストゲノムの昆虫研究-, 共立出 3:佐藤衆介ら2011:動物行動図説,朝倉書店 4:木村和彦1998:画像解析による根長と根の直径の測定-その1.実践編-,根の研究,7:8-11 5:伊藤嘉昭ら1992:動物生態学,蒼樹書房 6:平沢正・大杉立2016:農学基礎シリーズ 作物生産生理学の基礎,農文協 |
成績評価の方法 |
毎回小テストを行うかレポート課題を出す。 毎回の主体的な授業参加度(40%)と小テストかレポート(60%) H30年度成績分布:S: 2%、A:63%、B:25%、C: 4%、D: 6% H29年度成績分布:S:16%、A:53%、B:16%、C: 9%、D: 5% H28年度成績分布:S:11%、A:44%、B:24%、C: 5%、D:16% |
教員から一言 |
キーワード |
分析化学、遺伝子の分子生物学的解析、タンパク質の生化学的解析、生物個体群・集団の解析 |
オフィスアワー |
各教員ともメールで対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/10 18:10:13 |