科目名[英文名]
作物保護学   [Crop protection]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01AN3205
責任教員 [ローマ字表記]
本林 隆, 藤井 義晴, 佐々木 信光   [MOTOBAYASHI Takashi, FUJII Yoshiharu, SASAKI Nobumitsu]
所属 農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター 研究室   メールアドレス

概要
【目的】作物保護学は植物病理学、応用昆虫学、雑草学などの関連分野の理論、知見をもとに、農林業および環境保全に関わる植物を、病害虫、雑草、気象災害、有害物質などから保護するための基礎的理論、実際の防除体系を研究する学問分野である。この講義では、植物保護の基本概念と行政、植物病原微生物、害虫、雑草等の制御、管理技術、そこで用いられる薬剤や微生物ならびに新規テクノロジーなどについて概説する。
【概要】
植物病理分野では、作物のウイルス病、糸状菌病、細菌病など各種病害の特徴や診断方法について概説する。雑草分野では、雑草の生態に関する基礎的知見、アレロパシーなどについて概説する。害虫分野では、農薬のリスク管理、総合防除の理念などについて概説する。
各分野の講義を通して、作物保護に関する基本的な考え方を理解するとともに、この分野における様々な技術に関する情報・知識を蓄積し、現場で発生する問題に対応する基礎的な能力を養って欲しい。
到達基準
作物保護に関係する植物病理学、応用昆虫学、雑草学の基本的な知識を理解し、説明できる。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
担当教員3名(各5回)
4月15日開講

植物病原微生物概説(菌類、細菌、ウイルスなど)
植物の病気の診断
病害制御技術概説
雑草学概説
雑草制御技術概説
害虫の化学的制御技術概説
総合的害虫管理概説
履修条件・関連項目
農薬化学、生理活性物質化学、天敵微生物学、病原微生物学、植物病理学、昆虫生理学、昆虫生物学、バイオロジカルコントロール、農業昆虫学、生態学、植物生態学
予習・復習を行うための情報、必要な学習時間「本学の標準時間数に準ずる」
テキスト・教科書
プリントなどによる補足説明あり
参考書
講義の中で紹介する
成績評価の方法
60%以上の出席を単位取得の条件とする。そのうえで、植物病理、雑草、害虫の各分野ごとに小テストを行い、その結果から評価する
教員から一言
キーワード
食料,持続的農業,病害,害虫,雑草
オフィスアワー
各担当教員から提示
備考1
掲示を良く確認すること
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/01/27 9:59:46