科目名[英文名] | |||||
食料リスクアナリシス [Food Risk Analysis] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01AN3607 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
植木 美希, 千年 篤 [NAGAMATSU Miki, CHITOSE Atsushi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
私たちの生命と直結する食料はすべての消費者にとって安全であるべきはずのものである。また高齢化社会に突入し、より健康に寄与できる食料や食品へのニーズが高くなっている。世界のグローバル化が進展し、私たちは世界中の食料を手軽に入手することができる一方、国内における食料自給率は低下し、また食品の加工度も上昇している。このような状況の中で食品事故も多発しており、安全な食料の確保は古くて新しい重要な課題である。 そこで、本講義においては、消費者の安全安心な食生活を確保するための方策について共に考えることにする。 |
到達基準 |
食の安全安心を担保できる社会のあり方について理解し、レポートをまとめることができる。。 |
授業内容 |
日本と世界、特にEUの食品安全行政を対比しながら理解することを目標とする。 ○ 日本について:日本の食品安全に関わる問題について、歴史的に概観する。 日本の消費者の食の安全性を守る法律と制度について歴史と現状について理解する。 食の安全性確保には消費者の力が大きい。そこで日本の消費者運動の歴史と現状についても考える。 ○ EUに関して: EUで食品安全政策が発展したのは、BSEの発生によるところが大きい。そこで畜産物の問題と畜産物になる家畜の問題、アニマルウェルフェアについて理解する必要がある。そこから新たな食品安全の仕組みを構築するためリスクアナリシスの手法が採用された。このリスクアナリシスの手法を学ぶことで、今後の食品安全政策のあり方についても考察する。 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
印刷資料を配布する。または事前に連絡する。 |
参考書 |
講義の時に紹介する。 |
成績評価の方法 |
レポート試験及び講義への参加意欲も評価する。 |
教員から一言 |
ともに学びましょう。 |
キーワード |
食品の安全性、消費者運動、 リスクアナリシス、 食品安全基本法、 アニマルウェルフェア、EU, OIE, ISO |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/06/20 19:57:03 |