科目名[英文名] | |||||
有機化学Ⅲ [Organic ChemistryⅢ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01BN2113 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
北野 克和 [KITANO Yoshikazu] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】有機化学は,応用生物科学科の研究を実施するにあたって必須の学問である。この講義では,アルデヒドとケトン,カルボン酸とその誘導体,およびアミンの性質や反応について学び有機化学の知識を広げる. 【概要】アルデヒドとケトン、カルボン酸とその誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)およびアミンの命名法と性質や反応について解説する。また、アルドール反応、Claisen縮合などのカルボニル化合物のα置換反応と縮合反応について解説する。講義は、各項目で重要となるポイントを解説するとともに、演習問題を実施する。また、反応機構については、解説するだけでなく、実際に考えてもらう。 この科目は応用生物科学科の専門科目に位置付けられる。 本科目は、実務経験のある教員による授業科目である。 |
到達基準 |
・アルデヒド、ケトン、カルボン酸とその誘導体、およびアミンの命名法および性質を正しく理解できる。 ・上記化合物の代表的な反応について反応機構を含めて正しく理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 アルデヒドとケトン:命名法、製法 第2回 アルデヒドとケトン:求核付加反応の反応機構 第3回 アルデヒドとケトン:求核付加反応の例① 第4回 アルデヒドとケトン:求核付加反応の例②、共役求核付加反応 第5回 カルボン酸とその誘導体:命名法 第6回 カルボン酸とその誘導体:カルボン酸の性質と反応 第7回 カルボン酸とその誘導体:カルボン酸の反応、求核アシル置換反応 第8回 カルボン酸とその誘導体:求核アシル置換反応の例 第9回 カルボニル化合物のα置換反応と縮合反応:ケト-エノール互変異性 第10回 カルボニル化合物のα置換反応と縮合反応:α置換反応 第11回 カルボニル化合物のα置換反応と縮合反応:縮合反応 第12回 アミン:命名法、構造と性質 第13回 アミン:合成法、反応 第14回 アミン:複素環アミン 第15回 まとめと総合演習 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、教科書や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 有機化学I、有機化学IIを履修していることが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
マクマリー 有機化学概説 第7版 (東京化学同人) (9章〜12章) |
参考書 |
マクマリー 有機化学概説 問題の解き方 第7版 (英語版) (東京化学同人) マクマリー 有機化学 第9版 上・中・下 (東京化学同人) |
成績評価の方法 |
中間1回と学期末の合計2回の試験により評価する。 (中間テスト50%、 期末テスト50%) |
教員から一言 |
有機化学は単に暗記するのではなく、理屈を理解して学ぶようにしてください。そして、授業中不明な点があった場合には、その場で質問をして理解するようにしましょう。 また、授業前の予習として、あらかじめテキストを1度読むこと、復習として、教科書にある問題を解いて自主的に学ぶ習慣をつけて確実に有機化学の知識を深めてください。 |
キーワード |
有機化学、 アルデヒド、ケトン、カルボン酸、カルボニル化合物、置換反応、縮合反応、アミン |
オフィスアワー |
水曜日13:00〜14:00。ただし、他の時間も対応しますのでメールであらかじめアポイントを取って訪れてください。 |
備考1 |
当然のことですが私語は厳禁です。質問等がある場合には遠慮なく大きな声で発言してください。 |
備考2 |
2016; S 10%、 A 29%、 B 30%、 C 26%、 D 4%、 E 1% 2017; S 10%、 A 26%、 B 34%、 C 29%、 D 0%、 E 1% 2018; S 14%、 A 25%、 B 33%、 C 28%、 D 0%、 E 0% |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/05/13 11:26:50 |