科目名[英文名] | |||||
応用生物科学共通実験Ⅰ [Fundamental Laboratory Work of Applied Biological ScienceⅠ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01BN2152 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
小松 健, 川合 伸也 [KOMATSU Ken, KAWAI Shinya] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
応用生物科学科で習得すべき実験的手法のうち化学系の基礎的な項目を行う。内容的には一般化学実験、基礎有機化学実験、基礎生化学実験からなっており、それぞれについて4回から5回の実験により、原理、基礎的技術の習得を行う。 |
到達基準 |
安全で正しく実験を実施するための基礎知識と技術を身につける。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
一般化学実験では、重量分析として結晶水の定量を、容量分析として酸塩基滴定、酸化還元滴定を行う。具体的な内容は以下の通りである。重量分析では硫酸銅の結晶水を定量する。酸塩基滴定では食酢中の酢酸含量を求める。酸化還元滴定では未知試料中の硫酸銅の含量を定量する。これら化学分析の基礎である分析を行うことで、重量分析、容量分析の原理、使用する器具、それらの取り扱い法などを習得することを目的としている。 基礎有機化学実験では、アセトアニリドの合成を行うことを通して、有機合成反応の基礎を学び、蒸溜、濃縮、薄層クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィーの各方法を習得する。 基礎生化学実験ではアルカリフォスファターゼを用いて、酵素活性測定の基礎を学ぶとともに基質濃度が酵素活性にどのような影響を与えるかを実際に測定する。 |
履修条件・関連項目 |
履修条件は備考の欄を参照のこと。 予復習の時間を含め、必要な学習時間は本学の標準時間数に準ずる。 |
テキスト・教科書 |
テキストを配付する。 新版 続・実験を安全に行うために(化学同人) |
参考書 |
随時必要なプリントが配布される。 |
成績評価の方法 |
レポート100%により評価する。レポートの未提出は厳しく減点・あるいは単位取り消しとなる。なお、1/3以上の欠席には単位を与えない。 |
教員から一言 |
2年後期から始まる実験は1年間にわたり、本学科で学ぶ技術の基礎を習得するためのものです。基本的な事項についても講義で習ったことを実際に自分の手を動かして実験し、確認することでより理解が深まります。4年生で卒論を履修する際の基礎訓練でもあるので、しっかりと理解し、履修することを望みます。 |
キーワード |
一般化学、有機化学、生化学 |
オフィスアワー |
質問等は、実験中に随時受け付けるが、それ以外の時間についてはE-mailにて予定を確認すること。 |
備考1 |
実験の履修に関しては、施設・設備の制約から2クラスに分けます。 実験の履修には、2年次前期終了時点で次の条件を満たしていなければなりません。 1)全学共通教育科目を25単位以上、ただしTATⅡ科目を12単位以上(化学実験、生物学実験は必修)、リテラシーは5単位以上を履修していること。 2)学科専門科目は、18単位以上を修得していること。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/01 12:15:07 |