科目名[英文名] | |||||
蛋白学 [Proteomics] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01BN3138 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
殿塚 隆史, 野村 義宏, 西河 淳 [TONOZUKA Takashi, NOMURA Yoshihiro, NISHIKAWA Atsushi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
[概要]生物は、生物を特徴づけるさまざまな物質によって構成されている。本講義では、生物を構成する物質のうち代表的な高分子である蛋白質、および関連する生体高分子である、糖鎖、脂質などについて、その構造や種類を学ぶ。さらに、これらの高分子の生体内での機能や、解析法、生体高分子を用いた応用的な事項などについて学習する。 [カリキュラムにおける位置づけ]本講義は、学科共通科目として、生化学を基礎としたトピックを論ずる。 |
到達基準 |
・糖鎖の構造および種類を理解し、生体内における糖鎖の機能や役割および疾患との関連について理解する。 ・蛋白質の立体構造に関する化学や解析法を学び、蛋白質の立体構造形成の生体における役割について理解する。 ・動物細胞の働きを理解するうえで重要な細胞膜および細胞外マトリックスについて、構成する主な物質や、生体内における機能について理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:(B) 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回〜第5回 西河淳 1)「糖鎖とは」糖鎖の構造、種類、ほか複合糖質の基礎知識を研究の歴史も含めて概説する 2) 糖タンパク質の生合成およびそれに関連した疾患 3) レクチン 4) 糖タンパク質糖鎖の生体内での役割 5) 感染症、薬、疾患診断マーカー等糖鎖に関する最新の話題 第6回〜第10回 殿塚隆史 6) タンパク質の立体構造の化学および立体構造形成(フォールディング) 7) 主要なタンパク質のフォールド 8) タンパク質の構造予測と立体構造のデータベース 9) タンパク質のフォールディングを補助する機構 10) タンパク質の立体構造解析法 第11回〜第15回 野村義宏 11) 脂質概論(分類、代謝) 12) 細胞膜、膜透過 13) 細胞外マトリックス概論 14) コラーゲンの機能 15) 遺伝疾患 |
履修条件・関連項目 |
授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義中に配布した資料を、適宜用いる。 |
参考書 |
マッキー生化学、Essential細胞生物学など |
成績評価の方法 |
講義への取り組み(小テストを行う場合もある)(30%)および各教員の課すレポートまたは試験(70%)によって評価する。 |
教員から一言 |
この科目が、皆さんの将来の研究に役立つことを願っています。 |
キーワード |
蛋白質、糖鎖、細胞外マトリックス |
オフィスアワー |
メールなどで予約していただければ、随時対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/01/31 9:46:17 |