科目名[英文名]
生体高分子利用学   [Applied Biomaterial Chemistry]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01BN3140
責任教員 [ローマ字表記]
野村 義宏   [NOMURA Yoshihiro]
所属 農学部附属硬蛋白質利用研究施設 研究室   メールアドレス

概要
【目的】生体高分子の構造・機能を理解し、その応用編としてどのように利用されているのかについて学習する。
【概要】生体高分子の基礎から応用までを学習する。基礎編では、生命の単位である細胞、構成物であるタンパク質、糖質、脂質について学習する。最後に単元テストを実施する。応用編では、生体高分子の機能、特に細胞外マトリックスの生化学について理解し、その機能および利用用途について学習する。講義は、各項目で重要となるポイントを設問形式で「理解のポイント」として明示し、その設問に対する回答を考えながら受講することにより重要ポイントを理解できるように進めていく。また、この分野には専門用語が多数あるが、知識として修得しておくべき「用語」は整理して提示するので予習・復習にも活用して生体高分子に関する知識を体系的に修得してほしい。
到達基準
1.基礎編では生化学の復習が主であり、説明できる。
2.応用編では、細胞外マトリックスの構造・機能を理解し、企業における実際の利用に関して説明できる。
授業内容
第 1回目(野村) 概論  
第 2回目(宮田) 核酸  
第 3回目(宮田) タンパク質
第 4回目(宮田) 脂質
第 5回目(宮田) 糖質
第 6回目(宮田) 細胞外マトリックスの概要
第 7回目(野村) コラーゲン
第 8回目(野村) ケラチン 
第 9回目(野村) プロテオグリカン
第10回目(野村) 最近の話題1
第11回目(野村) 最近の話題2 
第12回目(野村) 機能性食品1 
第13回目(野村) 機能性食品2  
第14回目(野村) 化粧品 
第15回目(野村) 総合


履修条件・関連項目
学科専門科目に区分され、学科推奨科目である。授業時間30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
履修条件は特に無いが、生化学、栄養化学、食品化学が履修済みであることを前提に講義を行う。
テキスト・教科書
特に指定しないが「細胞の分子生物学」を参考にしている。
参考書
The Cell
成績評価の方法
講義への積極的参加(10点)、レポート(90点)の合計が60点以上のものを合格とする。
教員から一言
本講義は、生命の単位である細胞から生体高分子までを学び、その機能を理解して欲しい。また、その利用に関して紹介する。
キーワード
細胞、生体高分子、機能性素材、化粧品、機能性食品、バイオマテリアル
オフィスアワー
月・火曜日を除いた平日の午前中
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.collagen-institute.jp
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/10/07 12:09:22