科目名[英文名]
生物学実験   [Fundamental Experiment on Biology]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01BO0806a
責任教員 [ローマ字表記]
崔 東寿, 岩井 紀子   [CHOI Dongsu, IWAI Noriko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
動物,植物,昆虫、微生物の形態や機能,生態について実際の観察や実験を通じて体験的に学ぶ.また,実験を通して,生物学の基本的な実験手技やレポート作成の方法を身につける.
到達基準
試料の採集・調整,顕微鏡の使用,解剖など,生物学に関する基本的な実験が安全かつ正確に行える技術を有する
レポート作成の基礎,スケッチの方法など,実験データのまとめ方の基本を習得している

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL:https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy
授業内容
隔週ですので,開講日に注意してください.初回のガイダンスでクラス分けを行います.
ガイダンス:4/9 13時〜第一講義棟25教室にて

第1回 4月16・23日 昆虫の生態(吉田智)
目的:植物の繁殖器官(堅果:ドングリ)における昆虫の食害を調査することで、植物と昆虫の関係を考察する。
内容:何種類かの樹木の堅果を切開し、その内部状態を判別し、割合を算出することで、
昆虫の生息場所としての種子の樹木間比較をおこなう。

第2回 5月7・14日 動物の生態(岩井)
目的:動物の対捕食者戦略について学ぶ
内容:アリのギ酸量を測定し、種やコロニー間の相違について考察する

第3回 5月21・28日 植物の生態(吉川)
目的:植物群落のなり立ちやその立地環境について理解する。
内容:コドラートを用いた植生調査法と、得られたデータの解析(多様性指数、類似度など)法。

第4回 6月4・11日 動物の形態(金子・鈴木)
目的:野生動物の頭骨の形態、性と年齢の判別、成長について学ぶ。
内容:野生イノシシの頭骨を用いて頭骨スケッチ、下顎の計測および齢査定を行う。
取得したデータに基づき、成長曲線と性差について考察を行う。

第5回 6月18・25日 動物のからだのしくみ(Vn渡辺元)
目的:カエルを題材とし、心臓の拍動を例として動物の身体の仕組みを知る。
内容:カエル心臓の還流標本を作製し、拍動調節の様子を通して動物の身体の仕組みを学ぶ。

第6回 7月2・9日 植物の形態(赤坂)
目的:維管束植物のからだのつくりについて学ぶ。
内容:植物の葉の観察とスケッチ等。
履修条件・関連項目
TAT生物学
必要な学習時間は本学の標準時間数に準ずる
テキスト・教科書
適宜プリントを配布する
参考書
成績評価の方法
各回のレポートの成績を総合する。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
各回の担当の先生に連絡すること
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/05/09 10:32:27