科目名[英文名] | |||||
植物組織形態制御学 [Plant Anatomy and Morphogenesis] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01EN2211 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
船田 良 [FUNADA Ryo] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
再生可能な資源やエネルギー源であり、大気中二酸化炭素の吸収・固定場である植物バイオマスの量や質を決定する植物細胞の分裂や分化過程など形態形成機構に関して講義を行う。また、固着性の特徴をもつ植物の環境適応性と植物の形態や組織・構造との関連性について講義を行う。特に、多年生植物である樹木の組織・構造の特徴や形成機構に関して、細胞生物学や樹木生理学の観点から講義を行う。また、植物科学の発展に重要な生体イメージング技術に関しても講義を行う。この後に開講される木材、森林科学関連授業の導入として位置づけられる講義である。 |
到達基準 |
植物細胞の基本的な構造や分裂・分化機構の基本的な機構を理解する。特に、多年生植物である樹木の成長や構造に関して理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1)植物の特徴① 2)植物の特徴② 3)植物の成長機構① 4)植物の成長機構② 5)植物の分化機構① 6)植物の分化機構② 7)植物細胞壁の形成機構① 8)直物細胞壁の形成機構② 9)樹木の肥大成長機構① 10)樹木の肥大成長機構② 11)樹木の環境適応性① 12)樹木の環境適応性② 13)生体イメージング技術① 14)生体イメージング技術② 15)まとめ 以上の7項目の内容に関して、power point、配布資料、板書を中心に講義を行う |
履修条件・関連項目 |
履修条件は特にないが、本学の標準時間数に準じる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義に際して、適宜資料を配付する。 |
参考書 |
木質の形成(海青社)、木質の構造(文永堂)、あて材の形成(海青社)、生体工学ハンドブック(丸善) |
成績評価の方法 |
テスト70%と授業への参加状況30%を評価する |
教員から一言 |
植物、特に樹木細胞の形態形成や細胞壁構造の形成機構のダイナミックスに関して理解し、植物科学の重要性や新規性について講義を通して伝える予定である。毎回の講義後に質問カードを配布するので、積極的に質問等をして戴きたい。 |
キーワード |
植物細胞壁、細胞分裂、細胞骨格、微小管、形成層、肥大成長、セルロース、リグニン、生体イメージング、あて材、心材 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは、火曜日の11時から13時まで。その他教員が在室していたら、質問等随時対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~keisei/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/26 15:55:25 |