科目名[英文名]
環境土壌学   [Environmental Soil Science]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01EN2213
責任教員 [ローマ字表記]
橋本 洋平   [HASHIMOTO Yohei]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
科学的観点から環境や農業における土壌の機能について学習する.環境科学を学ぶ者には必須の科目であるといえ、環境資源科学科の推奨科目に位置付けられている。具体的には以下の内容について学習する。
1)土壌の基本的な物理・化学・生物性の理解を通じ,環境中の土壌の多面的な機能を知る.
2)土壌と農業生産,生態系機能,環境保全との関係性の理解を通じ,実際の問題解決に応用できる知識を養う.
3)基本的概念の理解を通じ,より専門的な土壌学の研究分野への広い見識を与える.
到達基準
土壌の性質,機能,農業および環境における役割を理解することができる.
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
(農学部の場合)本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1)土壌の機能
2)土壌生成,世界と日本の土壌
3)土壌有機物,土壌の生物性
4)土壌の構成元素と粘土鉱物I
5)土壌の構成元素と粘土鉱物II
6)土壌の物質吸着I
7)土壌の物質吸着II
8)土壌水分I
9)土壌水分II
10)酸性土壌と植物生育
11)植物栄養元素の土壌中の動態
12)植物の栄養診断
13)日本の畑地・水田土壌の特徴
14)環境問題と土壌
15)全体総括
履修条件・関連項目
学科推奨科目である。授業時間30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
単位取得のためには、中間試験と最終試験の履修する必要がある。
テキスト・教科書
松中照夫,土壌学の基礎,農文協
参考書
犬伏ら,土壌学概論,朝倉書店
久馬,最新土壌学,朝倉書店
成績評価の方法
課題と中間・最終試験による(それぞれ20、30、50%の配点案)。出席ののみによる加点はしない。
教員から一言
担当教員の研究室への配属を検討している学生は,必ず履修すること.
農学及び環境科学の基盤となる科目ですので,環境資源科学科以外にも,土壌ならびに環境科学に関心のある学生の履修を勧めます.
課題(3つ程度)の提出が成績評価に関わってきます.課題の提出日は厳守すること.
教科書は第二回目の講義から使用しますので,履修者は必ず購入すること.
キーワード
土壌,生態系,植物,環境
オフィスアワー
講義直後かメールで連絡
備考1
Moodleを利用して資料を掲示
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~soilchem/index.html/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/02/28 15:12:21