科目名[英文名] | |||||
生態系生態学 [Ecosystem Ecology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01EN2216 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
渡辺 誠, 渡邉 泉 [WATANABE Makoto, WATANABE Izumi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
人類の生存基盤である生態系の理解は、環境問題の改善やバイオマス資源の持続的な利用を行う上で必要不可欠である。本科目では環境資源科学に求められる生態系の理解のために、その仕組みと機能に関して講義する。生態系の基礎部分から、物質循環・生物多様性・地球環境保全までを扱う。 |
到達基準 |
環境や資源の問題を理解するための基礎となる生態系の機能および生態系に対する人為撹乱に関して、概要を理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
以下の内容に関して講義する。 1・地球システムと生態系のコンセプト 2・自然地理と生物地理(気候システム・水の循環) 3・生態学の成り立ち 4・環境と進化・絶滅 5・学内の植生見学 6・陸域生態系の成り立ち〜遷移、植生分布 7・陸域生態系(主に森林)の炭素循環 8・陸域生態系(主に森林)の窒素循環 9・リンの循環 10・植食動物に対する植物の被食防衛 11・森林衰退とその要因 12・森林景観と生態系サービス 13・生物多様性 14・地球システムの変化(人為撹乱) 15・地球生態系の保全 |
履修条件・関連項目 |
とくになし |
テキスト・教科書 |
とくになし |
参考書 |
生態系生態学(第2版) Chapinら(原著), 加藤知道(監訳), 森北出版 (2018) その他、適宜、講義の中で紹介する。 |
成績評価の方法 |
各講義の最後に課す「問い」への回答(30%)とレポート(70%)に基づき評価する。レポートに関しては、おもに「課題の理解、論理構成、表現・文字の正確さ」を評価する。 |
教員から一言 |
産業革命以降の人間活動の活発化は、生態系の様々な改変を通して、私達人類の生活に多大な影響をおよぼしています。生態系は極めて複雑なシステムですが、先人達の多大な努力により、多くの興味深く重要な知見が得られてきました。本講義を通じて「私達の」生態系と向き合い、その保全のための基礎を養ってもらえればと思います。なお、本科目は2名の教員によって行われます。それぞれの問い合わせはメールにて行ってください。 |
キーワード |
生態系、物質循環、生物多様性、生態系保全 |
オフィスアワー |
渡邉 泉・渡辺 誠ともに火曜日2限以降。講義に関する質問は随時受け付ける。メールでも可。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/20 18:08:53 |