科目名[英文名]
代謝生化学   [Biochemistry on Metabolism]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01EN3112
責任教員 [ローマ字表記]
宝田 徹   [TAKARADA Tohru]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
この科目は、環境資源学科の学科基礎科目に位置付けられる.
主要な生体成分の代謝を,構造化学と反応化学の視点から学習する.
到達基準
「物質生化学」で学んだ内容をもとにして,生体を構成する主要成分の代謝を正確に理解することができる.
ディプロマ・ポリシーの観点として,本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照のこと.
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1. 炭水化物の代謝 [1]
2. 炭水化物の代謝 [2]
3. クエン酸回路
4. 電子伝達系
5. 脂質の代謝
6. アミノ酸の代謝
7. 同化
8. まとめ(中間試験)
9. 核酸の基礎
10. 複製
11. 転写
12. 翻訳
13. ゲノム科学
14. ホルモンと神経伝達物質
15. まとめ(期末試験)
履修条件・関連項目
有機化学,物理化学,物質生化学をすべて履修していることを必須とする.
この科目は,予習することを必要としない代わりに,復習に重点を置くこと.
授業外学習時間は,標準の60時間以上必要である.
教科書と講義資料の内容をノートに整理することに加え,演習問題を数多くこなして理解を確実にすること.
教科書は反応機構に関わる記述が不十分なので,参考書に指定している「マクマリー 生化学反応機構」を使って反応機構の理解を深めること.
テキスト・教科書
菅原・倉持 監訳,「マクマリー 生物有機化学 生化学編 原書第8版」,丸善,ISBN: 9784621302408
参考書
長野哲雄 監訳,「マクマリー 生化学反応機構 第2版」,東京化学同人,ISBN: 9784807909407
田宮信雄・八木達彦 訳,「コーン・スタンプ 生化学 第5版」,東京化学同人,ISBN: 9784807902996
成績評価の方法
中間試験(100点)と期末試験(100点)によって評価する.追試験・再試験は,一切実施しない.
教員から一言
2年次後学期の「物質生化学」を必ず履修しておくこと.「代謝生化学」は,「物質生化学」の内容を理解していることを前提として講義します.
キーワード
代謝,炭水化物,解糖系,クエン酸回路,脂質,アミノ酸,タンパク質,核酸,ゲノム科学,化学メッセンジャー,体液
オフィスアワー
メールによる問い合わせに対応します.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/22 9:03:46