科目名[英文名]
機器分析学 Ⅱ   [Instrumental Analytical Science II]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01EN3121
責任教員 [ローマ字表記]
高栁 正夫, 半 智史, 近江 正陽, 四方 俊幸, 渡邉 泉, 高田 秀重, 堀川 祥生, 吉田 誠   [TAKAYANAGI Masao, NAKABA Satoshi, OMI Masaharu, SHIKATA Toshiyuki, WATANABE Izumi, TAKADA Hideshige, HORIKAWA Yoshiki, YOSHIDA Makoto]
所属 連合農学研究科 研究室   メールアドレス

概要
学科基礎科目の講義(化学を中心として科目を横断する内容)である。

環境科学や資源科学では,研究開発においても実務においても,種々の機器分析を用いる。
この講義では,主要な機器分析法のうち「機器分析学Ⅰ」で取り上げなかった手法のいくつかについて,その原理,装置,応用例等を,それぞれの手法を日常的に研究で用いている教員がオムニバス形式で概説する。
到達基準
講義で扱う機器分析のそれぞれについて,
(1) 測定原理の概要を理解し,説明できる。
(2) 装置の構成と測定手順の概要を理解し,説明できる。
(3) 実用例に基づき,どのような情報を得るために用いられるのかを理解し,説明できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
http://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
以下のスケジュールと内容により行う。
講義の順番は,担当教員の都合等により変更となる場合がある。

1. 10月7日(高柳) 近赤外分光法
2. 10月14日(祝日開講)(高柳) 遠赤外分光法
3. 10月21日(半) 電子顕微鏡(原理と装置)
4. 10月28日(半) 電子顕微鏡(応用)
5. 11月4日(祝日開講)(近江) 熱分析法(原理と装置)
6. 11月11日(近江) 熱分析法(応用)
7. 11月18日(四方) 誘電緩和法
8. 11月25日(渡辺泉) 誘導結合プラズマ-質量分析法(ICP-MS)
9. 12月2日(高田) クロマトグラフィー
10. 12月9日(高田) 質量分析法(クロマトグラフィーの検出器として)
11. 12月16日(堀川) X線回折法(原理と装置)
12. 12月23日(堀川) X線回折法(応用)
13. 1月6日(吉田) 塩基配列解析装置(原理と装置)
14. 1月20日(吉田) 塩基配列解析装置(応用)
15. 1月27日(高柳) まとめ
履修条件・関連項目
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や提示した参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特に指定しない
参考書
各教員が必要に応じて講義の中で紹介する。

全般的な参考書:
第2版 機器分析のてびき 第1〜3集(泉美治ほか 著)化学同人 
新版 入門機器分析化学(庄野利之,脇田久伸 編著)三共出版
クリスチャン 分析化学 原書7版 Ⅱ.機器分析編(G. D. Christian著,今任稔彦,??欣? 監訳)丸善出版
ハリス 分析化学 原書9版 下(D. C. Harris著,宗林由樹 監訳)化学同人
成績評価の方法
4回以上欠席した場合には,総得点に関わらず単位を認めない。

まとめの回を除いた各回に出席確認を兼ねた小レポートの提出を求める
@4点×14回 = 56点

最終回にレポート課題を提示する。
各教員が1課題ずつ計9課題提示するなかから2課題を選択提出する。
欠席した場合,その講義の担当教員が提示する課題は選択できない。
@22点×2課題 = 44点

過去の実績
H30 S:17%,A:58%,B:19%,C:2%,D:4%
H29 S:37%,A:37%,B:18%,C:4%,D:4%
H29開講科目
教員から一言
キーワード
分光法,塩基配列,クロマトグラフィー,ICP,質量分析,熱分析,X線回折,電子顕微鏡
オフィスアワー
開講責任教員(高柳)のオフィスアワーは,火曜12:30-14:30。その他の教員への質問は,講義後あるいは直接アポイントメントを取って訪問すること。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/08/28 9:29:53