科目名[英文名]
数理統計学   [Mathematical Statistics]
区分	全学共通教育科目	選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	2～	開講時期	3学期
授業形態	3学期	時間割番号	01MA0505c
責任教員 [ローマ字表記]
加用 千裕   [KAYO Chihiro]
所属	農学部	研究室		メールアドレス

概要

数理統計学とは，与えられたデータの特性を数学的に記述したり，少数の標本から母集団の性質を推定することを目的とする学問です．したがって，様々な学問領域において重要であり，全学共通教育科目の自然科学系基礎科目に位置付けられています．本講義では，まず，統計学の基本概念である平均，分散，標準偏差，確率分布などを学びます．さらに，各種の確率分布を用いた区間推定，仮説検定の考え方を学習し，基本的な推測統計の手法を理解することを目標とします．また，毎回の講義では，広く利用されている統計ソフトウェアを用いた演習も取り入れ，統計学の理解をより深めます．

到達基準

(1) 統計学の基本的な用語や記号を理解できている． (2) 与えられたデータの平均や標準偏差を計算することができる． (3) 正規分布やt分布を用いて標本データから母集団の平均を推定することができる． (4) 正規分布やt分布を用いて基本的な仮説検定を行うことができる． (5) 初歩的な回帰分析を行うことができる． 本科目のディプロマ・ポリシーの観点： 　本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照して下さい． 　　URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/

授業内容

第1回　ガイダンス，授業全体の説明 第2回　統計ソフトウェアRの使い方（1） 第3回　統計ソフトウェアRの使い方（2） 第4回　統計学の分析概念 第5回　標本分布の特性値 第6回　確率と確率分布 第7回　一様分布と正規分布 第8回　前半のまとめ 第9回　標本平均の分布と母平均の推定 第10回　t分布と母平均の推定 第11回　カイ二乗分布と母標準偏差の推定 第12回　仮説検定 第13回　相関分析 第14回　回帰分析　 第15回　後半のまとめ

履修条件・関連項目

全学共通教育科目の自然科学系基礎科目です．授業時間30時間に加え，配布した講義資料や参考書を参照し，本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行って下さい．

テキスト・教科書

講義資料を配布します．

参考書

鳥居泰彦：『はじめての統計学』，日本経済新聞出版社

成績評価の方法

授業への取り組み（40%），試験（60%）

教員から一言

キーワード

平均，分散，標本，母集団，確率分布，区間推定，仮説検定

オフィスアワー

質問・相談等は加用にメール(kayoc@cc.tuat.ac.jp)を下さい．

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2020/03/04 13:46:46