科目名[英文名]
水理学   [Hydraulics]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01RN2223
責任教員 [ローマ字表記]
加藤 亮   [KATO Tasuku]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
力学的な側面から、水路における水の流れについての基礎的な事項について講義します。静水圧から定常流の不等流に関する解析ができることを目標とします。水資源管理論,水文学,応用水理学,灌漑排水工学と関連し,農業生産や水環境保全の基盤整備に貢献する内容です。
到達基準
静水圧を理解し,解析することができる。ベルヌーイの定理を応用して,定常流の解析ができる。
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 ガイダンス
第2-4回 静水圧
第5-7回 オイラーの定理
第8-10回 ベルヌイの定理
第10-11回 運動量保存則
第12-13回 常流と射流
第14回 跳水と衝撃波
第15回  試験
履修条件・関連項目
水文学と内容が近いので、履修することを勧めます。また、3年時の水理学演習、灌漑排水工学、水利施設工学と関連しています。
予習,復習に必要とする時間はは本学の標準時間数に準じます。
テキスト・教科書
教科書として、「水理学Ⅰ」大西外明著(森北出版)を使用します。
参考書
水理学演習 椿東一郎・荒木正夫著(森北出版)
農業土木ハンドブック(農業土木学会編)
成績評価の方法
試験と各回に配布するコメントシートによって成績をつけます。試験が70%,コメントシートを30%とします。
教員から一言
水理学は、河川や水路をいかにコントロールするかについて考えてこられてきた技術体系を含む分野です。したがって、農業における灌漑や排水、治水面において必須の知識を含みます。また、近年では流域の環境保全や管理について、河川や水路は重要な構成要因であり、水理学の果たす役割は大きいと思います。特に、公務員や土木コンサルタントを志望する人には重要な科目です。
キーワード
水利施設,頭首工,用水システム,排水システム,コンクリート工学
オフィスアワー
オフィス・アワーは平日17時〜18時とします。メールでアポイントをとることが望ましい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/18 12:48:42