科目名[英文名] | |||||
森林計画学実習 [Practice on Forest Planning] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01RN2303 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
土屋 俊幸, 加用 千裕 [TSUCHIYA Toshiyuki, KAYO Chihiro] | |||||
所属 | 感染症未来疫学研究センター | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
森林資源を有効かつ適切に維持管理していくための計画作成に関する諸技術の修得を目的とする。森林資源の成長過程の調査、現況の把握、今後の変化の予測の手法や森林調査簿の作成、代替案による管理計画の作成手法等、森林生態系と人間社会を対象とした調査、分析、計画の技術について学ぶ(実習前半は演習林での集中開講)。 |
到達基準 |
1)森林を量的に測定する各種方法について、その初歩的な技術を身につけ、その内容について説明することができる。 2)森林経営計画の初歩的な策定手法を身につけ、その内容について説明することができる。 3)合意形成の過程を実体験し、ワークショップ手法及びファシリテーションについて、初歩的な技術を身につけ、その内容について説明することができる。 4)森林評価について、初歩的な手法を身につけ、その内容について説明することができる。 なお、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
○前半(9月中集中):FM草木(演習林)での実地実習 1日目:集合、ガイダンス 2日目:標準地調査 3日目:標準地調査、プロットレスサンプリング 4日目:樹幹解析 5日目:演習林内踏査 6日目:計画策定のための調査 7日目:調査結果の報告会、解散 ○後半:実習室での毎週(木曜日午後)の実習 1―15回:連続ワークショップによる「草木演習林」森林経営計画案(代替案)の作成 1回:演習林実習の振り返り 2回:経営方針決定 3回:教員訪問計画、ゾーニング方針・施業区分決定 4回:施設計画、ソフト計画、モニタリング計画決定 5回:卒論中間報告会聴講 6回:具体的計画内容検討 7回:具体的計画内容検討 8回:パワーポイント・計画書作成 9回:中間発表討論会 10回:班替え(重点別班→統合班)、ロール・プレイイング準備 11回:ロール・プレイイング 12回:計画内容検討 13回:計画内容検討 14回:パワーポイント作成 15回:最終発表討論会 |
履修条件・関連項目 |
地域社会システム計画論、森林計画学、森林政策学、農村地域計画学などの履修が望ましい。 必要な学習時間は、本学の標準時間数に準ずるので、リスポンスの作成を中心に各自行ってください。 |
テキスト・教科書 |
毎回レジュメ、資料を配付します |
参考書 |
木平勇吉編『森林計画学』朝倉書店 |
成績評価の方法 |
後半のキャンパスでの実習だけの参加は認めていません。必ず演習林実習に参加してください。評価は、班での各種作業への参加度(50%)、班での議論、ロールプレインでの実演、発表会での質疑応答などでの積極度(20%)、実習の成果(機能班発表・計画書、統合班発表)(30%)の総合で行います。 |
教員から一言 |
実習の後半、キャンパスでの毎週の実習は、森林計画を実際に作成してみるという計画実習が主ですが、計画策定の過程で、森林の様々な機能について自習する必要があるため、同時に、森林科学プログラムを履修する学生にとっては、プログラム全体の導入編的な役割、他のプログラムを履修する学生にとっては、森林科学の概要を知る場としての役割を持っています。どちらにしても、座学とは異なり、一人一人の積極的な参画が求められます。 |
キーワード |
森林経営計画、森林調査、代替案、合意形成 |
オフィスアワー |
実習時間中は、基本的に実習室にいますので、質問は時間中になるべくしてください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/20 15:13:37 |