科目名[英文名]
比較心理学   [Comparative Psychology]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01RN3229
責任教員 [ローマ字表記]
武田 庄平, 榎本 弘行   [TAKEDA Shohei, ENOMOTO Hiroyuki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
比較心理学は、基本的に人を除く動物の心理学的研究分野ですが、動物と人との比較を前提としています。本講義は、動物の認知・行動を中心とした比較認知心理学(科学)の基本的枠組みの理解を目指します。
到達基準
比較心理学のコンセプトと歴史を理解し、動物の認知・行動研究の現代的理解を得る。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
 比較心理学、比較認知科学(心理学)分野での、動物の認知・行動研究について探ってゆこうと考えています。特に人及び動物の知性についての比較認知科学的探究を中心にした話題を提供してゆくつもりです。下記の講義内容を比較行動学と併せて講義していきます。

第1回:ガイダンス;授業概要や到達目標、進め方、本科目の位置づけなどを紹介します。配布資料による復習を求めます。
第2回:進化・系統発生と生物としての人;進化や系統発生の概念、生物学的人間像を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第3回:進化・系統発生と適応;進化の過程で生物が生き残る仕組みを説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第4回:人類進化ロホミニゼーション;生物としてのヒト、ヒト化の過程を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第5回:遺伝と行動;行動に影響を与える遺伝の間題を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第6回:血縁洵汰;血縁洵汰、血縁者の認識の問題などを説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第フ回:血縁者間コンフリクト;親子、きようだい等の血縁者の間での葛藤を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第8回:協力行動の進化一利他行動①;血縁者間での協力を中心に説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第9回:協力行動の進化一利他行動②;非血縁者間での協力行動を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第10回:共感;他者への共感性を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第11回:性洵汰;性差および性洵汰を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第12回i緊殖と配偶システム;繁殖と配偶システムを説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第13回:配偶者の選択と防衛①;配偶者の選択、性的魅力、配偶者の防衛を説明します。前回講義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第14回:配偶者の選択と防衛②;配偶者の選択、性的魅力、配偶者の防衛を説明します。前回議義の配布資料の事前読了とによる予習と配布資料の復習を求めます。
第15回:総復習(試験を含む);全体のまとめとともに到達度の確認を行います。事前学習として、これまでの総復習を求めます。
履修条件・関連項目
なし
テキスト・教科書
なし
参考書
随時紹介します
成績評価の方法
講義への参加度と試験を総合的に評価します。
教員から一言
キーワード
比較心理学,比較認知科学、人と動物の心理学的研究
オフィスアワー
takeda@cc.tuat.ac.jpにメイルして下さい
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~hikaku/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/02/11 7:51:43