科目名[英文名] | |||||
農村社会論 [Rural Sociology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01RN3235 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
竹本 太郎 [TAKEMOTO Taro] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
近代以降、農山村における森林は、利用の内容や所有の主体の変化によって、大きな影響を受けてきました。本講義では、まず、利用による資源の変化を、次に、所有による管理の変化を概観し、これからの農山村再生のための条件を見いだします。 |
到達基準 |
地域社会における自然と人間の関係が近代化によってどのように変化したのかを十分に理解し、現代の地域社会における諸問題について農村社会学的視点から捉えられるようになること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 ガイダンス ●理論的アプローチ 第2回 村の社会(農村社会学)1:共同体、コミュニティ、地域社会 第3回 村の社会(農村社会学)2:イエとムラ、同族結合と講組結合、自然村と行政村(村落二重構造論) 第4回 村の資源と環境(環境社会学)1:入会林野論、コモンズ論、ソーシャル・キャピタル論 第5回 村の資源と環境(環境社会学)2:公害理論(被害と加害)、生活環境主義、限界集落論 第6回 村の歴史(地域環境史):社会史、環境史、民俗学、生業論 ●実証的アプローチ:森林と人の近代化 第7回 資源の変遷1:草山から薪炭林へ 第8回 資源の変遷2:薪炭林から人工林へ 第9回 資源の変遷3:薪ストーブの普及と衰退、そして再ブーム 第10回 所有の変遷1:近代的土地所有の確立 第11回 所有の変遷2:入会林野の近代化 第12回 所有の変遷3:森林組合と地方林政 第13回 森林と人の近代化:学校林を事例に |
履修条件・関連項目 |
授業時間に加え、後述の参考書や補助資料を活用して本学の標準時間数に準じた予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
小田切徳美編(2013)『農山村再生に挑む』岩波書店 |
参考書 |
竹本太郎(2009)『学校林の研究 森と教育をめぐる共同関係の軌跡』農文協 |
成績評価の方法 |
複数回の課題による |
教員から一言 |
キーワード |
農山村、地域社会、自然資源、森林、近代化 |
オフィスアワー |
水曜日 10:30-12:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/05 15:19:55 |