科目名[英文名] | |||||
リモートセンシング論 [Introduction to Remote Sensing] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01RN3240 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
五味 高志 [GOMI Takashi] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【授業の概要】 リモートセンシ ングとは、対象物の性質を直接対象物に触れることなく調べる技術のことである。授業では、人工衛星からのリモートセンシングについて、観測原理から画像解 析手法・応用分野について解説する。さらに、実際のリモートセンシングデータを用いて、画像表示から合成、さらには土地利用・被覆に関する情報抽出について実習を行い、解説内容に関する理解を深めるとともに、利用可能性について考察する。 |
到達基準 |
【講義の目標】 リモートセンシングの原理を理解し、実際のデータを用いて、地域システム生態学的な土壌・水・植生などに関する自然環境の解析方法を取得し、広域での自然環境変化の評価手法を学ぶ。 ○リモートセンシングに関する基礎理論、計測原理等を理解し論述する。 ○リモートセンシングデータの基礎的な解析方法を取得し、解釈ができるようになる。 ○学習したリモートセンシングの知識を活用して、地域資源管理や環境計画に関する考察ができるようになる。 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
(1) リモートセンシングとは? (2) リモートセンシングのしくみと解析の流れ (3) リモートセンシングのセンサと観測方法 (4) 衛星画像と画像処理 (5) リモートセンシングにより自然環境解析 (6) 土地被覆と分類 (7) 画像の補正処理 (8) 解析方法とソフトウエアー(演習1) (9) 分光反射特性の把握(演習2) (10) 教師付き分類と分類精度の検証(演習3) (11) NDVIによる植生指標と分析(演習4) (12) リモートセンシングとGISの融合(演習5) (13) リモートセンシングの応用と環境アセスメント1(演習6) (14) リモートセンシングの応用と環境アセスメント2(演習7) (15) 分類の判定と解釈 (16) 試験 |
履修条件・関連項目 |
関連分野:景観生態学、GIS、測量学、流域資源管理学、水文学 予習・復習を参考資料や配布資料で実施すること。本学の学習時間に準ずる学習を実施すること。 |
テキスト・教科書 |
教科書や印刷物を配布します。 |
参考書 |
自習用の参考資料として、「森林リモートセンシング-基礎から応用まで- 加藤正人 編(株)日本林業調査会」や「図解リモートセンシング 日本リモートセンシング研究会 (社)日本測量協会」をおすすめします。 |
成績評価の方法 |
毎回の授業の最後に出席確認をかねての小テストが行われ、全体として20点の配点とします。また、コンピュータ演習のレポートを40点とし、期末試験を40点とします。 |
教員から一言 |
広域の環境状態の把握やアセスメント手法を学びましょう。 |
キーワード |
広域生態系管理、画像解析、環境指標 |
オフィスアワー |
Office Hour: なるべく事前に連絡ください |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/11 12:09:23 |