科目名[英文名]
構造解析学   [Structural Analysis]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01RN3250
責任教員 [ローマ字表記]
中嶋 勇, 山下 恵   [NAKAJIMA Isamu, YAMASHITA Megumi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
 初めに、力の釣り合い方程式だけで解析できるトラス構造物と柱の解析法を習得する。
 次に、力の釣り合いだけでは解析できない不静定構造物を解析するため、まず初めに、はりを例にとり、はりのたわみを計算する種々の方法を復習する。次に、これを用いた不静定構造物解析法を学ぶ。
 さらに、不静定構造物向けの解析方法であるたわみ角法や3連モーメントの定理などを学ぶ。
到達基準
(1)トラス構造物と柱を解析できる。
(2)たわみを用いて、不静定はりを解析できる。
(3)たわみ角法を用いて、肘型ラーメンや門型ラーメンを解析できる。
(4)たわみ角法や3連モーメントの定理を用いて、不静定ばりや連続ばりを解析できる。
授業内容
1.静定構造力学の整理
2.ゲルバーはりの解析
3.トラス構造物について
4.節点法と断面法によるトラス構造物の解析
5.短柱の解析
6.長柱の解析
7.不静定ばりの解析
8.ラーメン構造物の解析1(基礎式の誘導)
9.ラーメン構造物の解析2(節点方程式と肘型ラーメンの解析)
10.ラーメン構造物の解析3(角・層方程式)
11.ラーメン構造物の解析4(門型ラーメンの解析)
12.たわみ角法による不静定構造物の解析
13.3連モーメントの定理による連続ばりの解析1
14.3連モーメントの定理による連続ばりの解析2
履修条件・関連項目
 「応用力学」で修得した知識を前提に授業を行う。
テキスト・教科書
 「基礎から学ぶ構造力学」(藤本ほか著、森北出版)(2年後期の応用力学の教科書)を教科書として使用する。
参考書
 「力学の構造物への応用」(星谷 勝著,鹿島出版会)を参考書として推薦する。
成績評価の方法
 成績は、学期末試験の結果で評価する。
教員から一言
 本授業は、「応用力学」の続編である。この2つの講義が構造物に対する設計理論の基礎となるので、継続して履修してほしい。
キーワード
構造物の設計、トラス、柱、はりのたわみ、不静定構造物の解析、ラーメン、連続ばり
オフィスアワー
 授業の終わりに宿題を課し、添削後、翌週返却する。学習相談等は、随時。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/06/14 18:48:47