科目名[英文名]
公衆衛生実践実習   [Hands-on Practice in Veterinary Public Health]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 01VN3313
責任教員 [ローマ字表記]
竹原 一明, 藤川 浩, 古谷 哲也   [TAKEHARA Kazuaki, FUJIKAWA Hiroshi, FURUYA Tetsuya]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
応用獣医学として、現場を理解する。近年、口蹄疫や鶏インフルエンザ等の悪性家畜伝染病の発生、基準を超える放射線を含む食肉の検出、腸管出血性大腸菌による食中毒の死亡事例の継続的発生など、食の安全・安心を脅かす家畜衛生・公衆衛生に関する諸問題が発生している。一方、我が国の獣医学界の現状は、家畜衛生分野および公衆衛生分野において、実践力を備えた新規獣医師が圧倒的に不足しており、これら諸問題に対する迅速かつ的確な対応が可能な獣医師の育成が緊急の課題となっている。また、世界の家畜衛生を担っている国際獣疫事務局(OIE)においても、参加型実習等、獣医学教育の充実に力を入れている。そこで、本課題を克服することを目的に、家畜保健衛生所、食肉衛生検査所、保健衛生研究所、国立ならびに独立行政法人研究所・検査所など、獣医学を基盤として業務を遂行している研究・検査機関に実習に行き、これらの機関での業務を直に体験する。
到達基準
家畜保健衛生所、食肉衛生検査所、保健衛生研究所、国立ならびに独立行政法人研究所・検査所などにおいて、獣医師の社会における活動の一部に直接接することにより、獣医衛生・公衆衛生分野での獣医師の役割を理解することができる。
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
オリエンテーションで挙げられた実習機関において、5日間の実習を行う。実習終了後、2週間以内(長期休暇中の場合は、休暇終了2週間以内)に、レポートを大学の担当教員(竹原・藤川)に提出する。
実習先選定や事前連絡に関して:
1.基本的に、学生が自らインターネット等で情報を調べる。
2.希望実習先について教員と相談の後、教員を介して実習先に実習期間や内容等について内諾を得る。
3.学外実習の手続きを、獣医学科の実習担当教員(藤川先生、竹原)を介して、教務課で行う。
4.大学から正式な依頼文書が実習機関に届いたころを見計らって、実習先の担当者に学生自ら連絡を取り、詳細について、情報を得る。
履修条件・関連項目
動物衛生学、獣医公衆衛生学が関連するが、受講前での実習も可。
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
実習先からの報告書及び学生から提出されたレポートの両方を見て、評価する。
教員から一言
実習機関が限られていることと、必修であることが、従来の学外実習(インターンシップ)とは大きく異なる。あくまでも、実習先のボランティア的な精神のもとにこの実習は成り立っています。各自、大学の看板を背負っていることを忘れないよう。
キーワード
オフィスアワー
随時。事前にメール等で連絡のこと。担当は、竹原(takehara@cc.tuat.ac.jp)と藤川(fujik@cc.tuat.ac.jp)。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/28 14:51:30