概要 |
家畜および伴侶動物の代表的な伝染病について、細菌性およびウイルス性感染症の概要を説明し、特に診断・予防について学習する。家禽に関する伝染病は4年前期に家禽疾病学で解説されるので、伝染病の講義では、ほ乳類および蜜蜂の伝染病に関してのみ行う。
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到達基準 |
主要な産業動物(ミツバチを含む)および伴侶動物の細菌性およびウイルス性感染症の概要を習得し、診断・予防について、それぞれの疾病について理解し、感染症の発生に際し、すぐに対応できる知識を身につける。
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授業内容 |
動物別にそれぞれの疾病について講義を行う。最初に牛から行い、続けて山羊・羊、豚、馬、犬・猫の疾病、ミンクの疾病について解説する。最初はウイルス性疾病から行い、次いでマイコプラズマ、クラミジア、細菌性疾病の順で各動物の疾病を解説する。
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履修条件・関連項目 |
獣医微生物学総論および各論を履修していることを原則とする。
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テキスト・教科書 |
教科書は近代出版の獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 動物感染症学 および 動物の感染症(第三版)を使用する。
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参考書 |
参考書は文永堂出版の獣医感染症カラーアトラス(第二版)、interzoo社の小動物臨床のための5分間コンサルタント診断治療ガイド 犬・猫の感染症と寄生虫病を推薦する。
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成績評価の方法 |
受講態度評価点は欠席の場合4点、遅刻の場合2点減点する。試験は小テスト2回(各10点、合計20点)および本試験1回(80点)を行う。成績により追試験を行うが、追試験は本試験点数の8割を満点として採点する。
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教員から一言 |
授業では出席率にはこだわりませんが、成績評価法に記載のとおり、受講態度評価点として減点を行うので点数を計算して欠席してください。小テストの時に欠席すると追試はしないので10点のマイナスになりますから注意してください。
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キーワード |
細菌性感染症、ウイルス性感染症、人獣共通感染症
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オフィスアワー |
祝休日以外いつでも。学内滞在時間は8:45 ~ 18:00を平常とする。
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備考1 |
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備考2 |
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参照ホームページ |
http://www.maff.go.jp/j/syouan/index.html(農林水産省消費・安全局), http://niah.naro.affrc.go.jp/index-j.html(動物衛生研究所), http://www.oie.int/eng/en_index.htm(国際獣疫事務局)
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開講言語 |
日本語
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語学学習科目 |
英語
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更新日付 |
2019/02/28 10:44:01
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