科目名[英文名]
家禽疾病学   [Poultry Diseases]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01VN4209
責任教員 [ローマ字表記]
落合 謙爾(岩), 渋谷 淳   [SHIBUTANI Makoto]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
家禽産業および家禽の飼育衛生管理を理解したうえで,主な家禽疾病の原因,症状,診断および予防に関する知識を
習得する。
到達基準
以下の内容を説明できる。
1.鶏の祖先,由来,品種,銘柄,養鶏産業の概略,飼養衛生管理
2.主なウイルス感染症:鳥インフルエンザ,ニューカッスル病,伝染性気管支炎,伝染性喉頭気管炎,マレック
病,鶏白血病,伝染性ファブリキウス嚢病,鶏痘,鶏脳脊髄炎,鶏アデノウイルス感染症,産卵低下症候群,ウイル
ス性腱鞘炎・関節炎,鶏貧血ウイルス感染症,ウエストナイルウイルス感染症
3.主な細菌感染症:マイコプラズマ感染症,ひな白痢,家禽チフス,サルモネラ症,家禽コレラ,大腸菌症,ブド
ウ球菌症,伝染性コリーザ,壊死性腸炎,ボツリヌス症,カンピロバクター感染症,真菌症
4.主な原虫感染症:コクシジウム症,ロイコチトゾーン症,ヒストモナス症,クリプトスポリジウム症
5.主な寄生虫感染症:外部寄生虫,内部寄生虫
6.非感染性疾病:腹水症,脛骨軟骨異形成症,脊椎すべり症,栄養性筋症,尿酸塩沈着症(痛風),尿石症,脂肪
肝出血症候群,アミロイド症,鶏脳軟化症,奇形腫,筋胃びらん
授業内容
教科書に沿って家禽産業,飼養衛生管理を概説したのち,家禽の解剖学的特徴,主な感染症および非感染症の順に説
明する。
第1回.鶏の祖先,由来,品種,銘柄,養鶏産業の概略,飼養衛生管理
第2回.鳥インフルエンザ
第3回 ニューカッスル病,伝染性気管支炎,伝染性喉頭気管炎
第4回 マレック病,鶏白血病
第5回 伝染性ファブリキウス嚢病,鶏痘,鶏脳脊髄炎
第6回 鶏アデノウイルス感染症,産卵低下症候群
第7回 ウイルス性腱鞘炎・関節炎,鶏貧血ウイルス感染症,ウエストナイルウイルス感染症
第8回 マイコプラズマ感染症,ひな白痢,家禽チフス
第9回 サルモネラ症,家禽コレラ
第10回 大腸菌症,ブドウ球菌症
第11回 伝染性コリーザ,壊死性腸炎,ボツリヌス症,カンピロバクター感染症,真菌症
第12回 主な原虫感染症:コクシジウム症,ロイコチトゾーン症,ヒストモナス症,クリプトスポリジウム症
第13回 主な寄生虫感染症:外部寄生虫,内部寄生虫
第14回 非感染性疾病:腹水症,脛骨軟骨異形成症,脊椎すべり症,栄養性筋症,尿酸塩沈着症(痛風),尿石症,
    脂肪肝出血症候群,アミロイド症,鶏脳軟化症,奇形腫,筋胃びらん
第15回 まとめ
レビューと試験
履修条件・関連項目
病理学総論,各論Aを履修していること。授業時間30時間に加え、教科書、参考書、配布資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる60時間の予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
鶏病研究会、家禽疾病学、創文印刷工業株式会社、2015年、ISBN 9784990812003
参考書
明石博臣ら、動物の感染症第三版、近代出版、2011年、ISBN 9784874021729
成績評価の方法
定期試験で成績評価を行う。15回の講義のうち,6回(4割)以上欠席した場合,受験資格を失う。1回のみ再試験を行う。
教員から一言
予習・復習を心がけること。
キーワード
鳥類、疾病、病気、家禽疾病学
オフィスアワー
随時受け付けます。メールで連絡して下さい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/02/26 15:51:34