| 科目名[英文名] | |||||
| 食品衛生学実習 [Practice in Food Hygienics] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01VN4312 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 石原 加奈子, 藤川 浩 [ISHIHARA Kanako, FUJIKAWA Hiroshi] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 | 
| 食品を介した人の健康危害を防止または原因を特定するための検査を取り上げる。 専門教育科目のうち、応用獣医学科目群の科目である。 *本科目は、実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は行政機関において、公衆衛生・食品衛生・家畜衛生行政に直接、携わった経験を持ち、それらを基礎とし、実習を行う。また、地方自治体等からのゲスト講師による実務の講義や、施設見学も行い、現場の状況や対応についての知見を得る。 | 
| 到達基準 | 
| 1)感染の危険性のある病原細菌を安全に取り扱う方法を理解し、応用できる。 2)食品中の化学物質や微生物の検査に関する技術を身につけ、それを応用できる。 ディプロマ・ポリシー 観点(D) :地球規模での感染症や畜産物の安全確保などに呈して貢献する、知識・技能を持つこと。 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ | 
| 授業内容 | 
| (1)オリエンテーション(石原加奈子) (2)牛乳検査(細菌検査)(石原加奈子) (3)牛乳検査(理化学検査)(石原加奈子) (4)残留検査(微生物学的検査)(石原加奈子) (5)残留検査(物質の定量)(石原加奈子) (6)食品添加物(薄層クロマトグラフによる着色料の検出)(石原加奈子) (7)食中毒菌の検査①(カンピロバクター)(石原加奈子) (8)食中毒菌の検査②(サルモネラ)(石原加奈子) (9)食品由来細菌の遺伝子検査 (PCR)(石原加奈子) (10)食中毒菌の検査③(ウエルシュ菌・セレウス菌など)(藤川 浩) (11)食中毒菌の検査④(ブドウ球菌エンテロトキシン検査)(藤川 浩) (12)食品成分規格(藤川 浩) (13)保健所 見学(藤川 浩) (14)公務員獣医師の業務を学ぶ(石原加奈子) (15)まとめ、試験(石原加奈子) | 
| 履修条件・関連項目 | 
| 実習中は白衣を必ず着用すること。長い髪は安全のため、まとめること。また、実習時間中に不要な実習室の出入りはしないこと。公衆衛生学総論、獣医微生物学実習、獣医伝染病学実習を復習しておくこと。学外へ見学に行く機会があるので、必ず災害傷害及び賠償責任保険に加入すること。 本学の標準時間数に準じ、本科目は、実習科目のため、45時間の授業で1単位とする。 | 
| テキスト・教科書 | 
| 「獣医公衆衛生学実習」学窓社(獣医公衆衛生学教育研修協議会 編)を用いるので購入すること。 その他に必要な資料としてmoodleに掲示するので、事前に確認し、プリントアウトして実習に持ってくること。実験中は汚染防止の観点から、パソコン等を見ながら実験することはしないこと。 | 
| 参考書 | 
| 獣医公衆衛生学Ⅰ 初版 文永堂、獣医微生物学実験マニュアル チクサン出版 | 
| 成績評価の方法 | 
| 1) テスト40% 2) レポート40% 3) 実習時間中の課題、提出物 20% | 
| 教員から一言 | 
| 病原微生物も取り扱うため、必ず白衣を着たうえで、実習に出席すること。微生物学等を復習しておくこと。実験手順、実験器具の取り扱いについて、わからないまま作業に取り掛からず、質問すること。 | 
| キーワード | 
| 食品、微生物、残留、食中毒 | 
| オフィスアワー | 
| 質問は、実習時間中のほか、研究室に在室時は、基本的に対応します。 | 
| 備考1 | 
| 備考2 | 
| 参照ホームページ | 
| 開講言語 | 
| 日本語 | 
| 語学学習科目 | 
| 更新日付 | 
| 2019/02/28 9:56:59 |