科目名[英文名]
臨床繁殖学   [Veterinary Clinical Reproduction]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01VN4502
責任教員 [ローマ字表記]
田中 知己, 遠藤 なつ美   [TANAKA Tomomi, ENDO Natsumi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
概要:家畜について,生殖機能を支配するホルモンの分泌異常,生殖器の異常,妊娠・分娩・産後の異常,泌乳器の異常などの繁殖を障害する各種生殖器疾患等の診断及びその原因,治療,予防を講義する。
目標:家畜の繁殖を障害する疾患等の原因,診断,治療予防法について学習し、家畜の繁殖障害の診断、治療、予防を体系的に理解する。

本科目は、実務経験のある教員による授業科目である。
担当教員は獣医学において獣医臨床の経験があり、授業では獣医臨床繁殖領域に関する症例も含めて紹介する。
到達基準
主要な家畜障害の原因、診断、治療、予防法を理解すること

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
授業の資料はMoodleにアップする。
① 繁殖障害概論
② 生産情報の利用と繁殖管理
③ 雌畜繁殖障害の検査・診断、生殖器の先天異常
④ 雌畜の陰門、腟、子宮、卵管の疾患
⑤  〃
⑥ 卵巣の疾患
⑦  〃
⑧ 早期胚死滅、リピートブリーディング、飼養管理の失宜
⑨ 妊娠期の異常
⑩  〃
⑪ 周産期の異常、新生子疾患、泌乳期の疾患
⑫  〃
⑬ 雄畜繁殖障害の検査・診断、交尾障害
⑭ 雄畜の生殖不能症、生殖器の疾患
⑮ まとめ
履修条件・関連項目
繁殖機能制御学を修得しておくことが望ましい。
獣医学科必須専門科目
授業時間 30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。
テキスト・教科書
中尾敏彦・津曲茂久・片桐成二 編「獣医繁殖学 第4版」文永堂出版 2012.
参考書
「最新動物臨床繁殖学」朝倉書店 2014、「動物生殖学」朝倉書店 2011、「繁殖生物学」interzoo 2013、D.E.Noakes, T.J.Parkinson, G.C.W.England "Veterinary Reproduction and Obstetrics 9th ed." SAUNDERS,2009. R.S.Youngquist, W.A.Threlfall "Current Therapy in Large Animal Theriogenology 2" SAUNDERS,2007.
成績評価の方法
授業参加度、貢献度(10%)、試験テスト(90%)により評価する。小テストを実施する場合あり。
教員から一言
繁殖障害の病態、診断・治療・予防処置についての理解を深めるため、繁殖機能制御学の授業内容をしっかり理解すること
キーワード
雄畜の不妊症,雌畜の不妊症(卵巣・子宮疾患),妊娠・分娩の異常,産後の異常
オフィスアワー
月曜日から金曜日の随時
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/01/25 11:46:01