科目名[英文名]
臨床繁殖学実習   [Practice in Veterinary Clinical Reproduction]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01VN4504
責任教員 [ローマ字表記]
遠藤 なつ美, 田中 知己   [ENDO Natsumi, TANAKA Tomomi]
所属 農学部 研究室 獣医臨床繁殖学研究室  メールアドレス

概要
【目的】家畜の繁殖状態を検査するための基本的な技術を習得し、繁殖障害ならびに産科疾患について診断,治療,予防法を実習する。
【概要】人工授精、胚回収、難産整復などの技術を実習するとともに、臨床繁殖機能検査を学内牛舎および野外の牧場で実施しデータの解析・評価法を学習する。
本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は家畜の繁殖管理・治療業務の経験があり、臨床現場に必要な繁殖学分野の知識・技術を学べる実習を行う。
到達基準
・家畜の繁殖状態を検査するための基本的な技術ができる。
・家畜の繁殖障害の検査法について理解し、診断および治療方針の選択ができる。
・泌乳器疾患や難産などの診断や基本的な治療・処置方法ができる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 実習のガイダンス、分娩観察実習の説明・講義
第2回 牛の人工授精法
第3回 分娩後の繁殖機能検査(フレッシュチェック)、牛の妊娠診断法
第4回 野外実習の説明、準備
第5回 フィールドでの繁殖検診[磯沼ミルクファーム(八王子市)]
第6回 フィールドでの繁殖検診[磯沼ミルクファーム(八王子市)]
第7回 繁殖検診のデータ解析
第8回 繁殖検診の症例検討会
第9回 牛群検定による生産情報の利用と繁殖管理
第10回 胚回収、胚移植、尾椎硬膜外麻酔、発情同期化
第11回 繁殖障害の診断治療機器の使用法
第12回 乳房炎の臨床検査
第13回 難産整復
第14回 分娩観察実習(牛の分娩予定日に合わせて実施する)
第15回 まとめ(繁殖障害の診断・治療・予防)
    定期試験
履修条件・関連項目
専門科目に区分される必修科目である。
実習時間45時間に加え、配布した実習資料や参考書を参照し、本学の授業時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
講義中に配布またはMoodleなどにより配信した資料を適宜用いる。
参考書
「獣医繁殖学マニュアル」獣医繁殖学教育協議会、「獣医繁殖学第4版」文永堂出版
成績評価の方法
実習への取り組み(30%)、レポート(20%)、試験(50%)
教員から一言
学生は実習中、教員の指示に従い、怪我をしないように集中して取り組むこと。
キーワード
繁殖,繁殖機能検査,繁殖障害
オフィスアワー
学習相談がある場合は授業の後に受け付けます。またはメールで相談の予約をしてください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/02/28 10:44:58