科目名[英文名]
情報処理学   [Computer science]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01bn1001a
責任教員 [ローマ字表記]
井出 昌浩   [IDE Masahiro]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
情報および情報処理の基本的な考え方を習得する。計算機演習室にて実施する。情報の取得、分析、考察、伝達を効果的かつ効率的に実施するための考え方とツール(ソフトウェア)の活用方法を中心に習得する。個人演習に加え、グループディスカッション、成果のプレゼンテーションも含め、情報処理学を包括的に体得する。
到達基準
・情報化社会の光(よい面)と影(悪い面)を認識して、情報化社会を生きる上での基本的な情報リテラシーの意味と必要性を理解する
・情報化社会において必要な倫理感を学び、セキュリティの重要性を理解するとともに、被害者にも加害者にもならないための姿勢を理解する
・アンケートや実験データに対して、表計算ソフトを用いて表やグラフによるデータの可視化ができるようになる
・可視化されたデータを用いて考察した結果を、プレゼンテーションソフトを使いて説明と主張ができるようになる
・グループディスカッションを通して、他者の主張の理解、自身の主張の伝達、相互のコミュニケーションによる新たな主張の考案のプロセスを体得する

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
本講義は以下の計画で実施する。
(初回は、新入生のための大学情報オリエンテーションに使われる予定であるので第2週目からのスタートとなる)

第1回 ガイダンス、プレアンケート
第2回 情報化社会とリテラシー
第3回 情報倫理とセキュリティ、個人演習
第4回 情報を効果的に活用するための道具:ソフトウェア基礎
第5回 効果的な文書作成、個人演習
第6回 データの可視化:表作成と表計算
第7回 データの可視化:表計算とグラフ
第8回 データの可視化に関する演習課題
第9回 論理的思考とネゴシエーション、個人演習
第10回 プレゼンテーション
第11回 論理的思考と問題解決:応用課題1(個人演習とグループ演習)
第12回 論理的思考と問題解決:応用課題2(グループ演習)
第13回 応用課題の発表(グループでの発表)とディスカッション
第14回 定期試験
履修条件・関連項目
コンピュータの起動終了、キーボード操作、ファイル管理については、高校までに既に基本を学んでいるものとして進める。
コンピュータ(パソコン)は、自身で手配し、持ち込み利用することで進める。
テキスト・教科書
なし(教材は、Moodleに掲載いたしますので、各自、毎回ダウンロードしてください)
参考書
切田節子、新聖子、山岡英孝、乙名健、長山恵子 :Microsoft Office 2016を使った情報リテラシーの基礎、近代科学社、2016
成績評価の方法
講義での参加度、提出課題および演習での実演による達成度と期末試験の成績を総合的に勘案して成績評価基準に沿って評価する。
以下の比率で評価する。
・講義での参加度 40%
・提出課題および演習での実演による達成度 30%
・期末試験の成績 30%
なお、過去の成績分布は、90%以上がS評価、残り9%がA〜C評価、残り1%がD評価
教員から一言
現代の情化社会(デジタル社会)において、情報を安全かつ積極的に利活用して、活躍できる専門家を目指す方々に向けて、その原理原則になる情報リテラシーを学んでいきます。
キーワード
情報、セキュリティー、データの可視化/データ分析、ネゴシエーション、プレゼンテーション、論理的思考
オフィスアワー
非常勤講師のため、電子メールにて対応することとします。連絡先(fv1154@(アットマーク)go.tuat.ac.jp)については第1回目講義にて説明します。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/28 13:26:50