科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01fy1002o
責任教員 [ローマ字表記]
平岡 毅   [HIRAOKA Tsuyoshi]
所属 農学部 研究室 afjgxte/L1151  メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。

第二部:学部独自プログラム: ミツバチの生物学
講義により事前知識を得たうえで実際のミツバチを見て、触ることにより理解を
深め、ポリネーターとして農業上重要な養蜂が抱える問題点を考える
到達基準
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。
2) ミツバチとその生産物に関し実際に触り、考えることによってその生物の特性や問題点を見ることができるようになる。

主な目標(科目別目標一覧対応):
自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯
ディプロマ・ポリシーに関しては本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第一部:全学共通プログラム
第1回 大学を知る(I)
     大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など
第2回 大学を知る(II)
     学科長の講話
第3回 大学で学ぶ
     高校と大学での学びの違い。履修計画や留学などを含めて、大学生活を俯瞰的に設計する。問いを立てることで深める学問や研究を考える。
第4回 エネルギー教育と安全教育
     エネルギー教育:地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。
     安全教育:実験活動における危険の概要。安全を守るための行動。化学薬品の危険と廃棄の方法。
第5回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。

第二部:学部独自プログラム
第6回 昆虫学の一般について
第7回 ミツバチの生物学 分布 進化
第8回 ミツバチの生物学 生理、行動
第9回 ミツバチの生産物について(レポート)
第10回 養蜂について
第11回 蜂場にてセイヨウミツバチを観察し養蜂の実際を知る
第12回 蜂場にて日本ミツバチを観察してセイヨウミツバチとの違いを実際に知る
第13回 養蜂が抱える問題についてレポート
第14回 レポートについての討論会
第15回 総合討論とまとめ
履修条件・関連項目
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。
学部独自プログラム:講義だけでなく、野外観察等を含めた授業内容を振り返り、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って、レポートの作成や予習を行うこと。
テキスト・教科書
必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。
参考書
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子
成績評価の方法
全学共通プログラム(25%分): 毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。
学部独自プログラム(75%分): 講義への参加態度、レポート、討論をもとに評価します。
教員から一言
昆虫に愛をもって接することができるように
蜂群の観察は天候に左右されます。講義の順番等は入れ替わる可能性があります
また野外(蜂場)での活動が含まれるため長ズボンの着用は必須となります。
キーワード
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 学部独自プログラム:ミツバチ、養蜂
オフィスアワー
全学共通プログラム:各担当教員から授業内に案内があります。 学部独自プログラム:メール等で連絡を取った上で、随時行う。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/02/19 15:50:11