科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~1 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01fy1002w | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
梅澤 有 [UMEZAWA Yu] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2号館120室 | メールアドレス |
概要 |
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。 第一部:全学共通プログラム 大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。 第二部:学部独自プログラム 教育や研究の成果を、社会に還元していくことの重要性がますます高まってきています。この授業では、Science Communicationについて学びながら、難しい内容を子供たちや一般の方々に上手に伝えていく方法について、一緒に考えていきます。 |
到達基準 |
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。 2) 教育や研究の成果を、社会に還元していく様々な方法について理解できる。 3)ある事象について、異なる年代の人々に適切に教えていくことができる。 4)アウトリーチに対してのモチベーションと自信を持つことができる。 主な目標(科目別目標一覧対応): 自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯ |
授業内容 |
第一部:全学共通プログラム 第1回 大学を知る(I) 大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など 第2回 大学を知る(II) 学科長の講話 第3回 大学で学ぶ 高校と大学での学びの違い。履修計画や留学などを含めて、大学生活を俯瞰的に設計する。問いを立てることで深める学問や研究を考える。 第4回 エネルギー教育と安全教育 エネルギー教育:地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。 安全教育:実験活動における危険の概要。安全を守るための行動。化学薬品の危険と廃棄の方法。 第5回 研究倫理 研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。 第二部:学部独自プログラム 受講生に、自分の意見を発表してもらったり、受講生同士で議論してもらうなど、積極的に授業参加してもらうことになります。 第6回 講師による話題提供(1)(サイエンスリテラシー、サイエンスコミュニケーションについて) 第7回.講師による話題提供(2) 第8回.参加者による話題提供(1)(サイエンステーマを選び、小学生と大人に対する異なるプレゼンのアイディアを発表し、議論を行う。) 第9回.参加者による話題提供(2) 第10回.参加者による話題提供(3) 第11回.グループディスカッション(1)(実施テーマを選び、皆で議論し改良を行う) 第12回.グループディスカッション(2)(実施テーマを選び、皆で議論し改良を行う) 第13回.プレゼンを実施(1) 第14回.プレゼンを実施(2) 第15回.プレゼンを実施(3) 受講者との相談の上、サイエンスコミュニケーションの現場への学外実習が入ることがあります。実施された場合、木曜日の授業の一部を、学外実習に置き換えます。 |
履修条件・関連項目 |
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。 学部独自プログラム:積極的な姿勢で授業に参加するようにしてください。授業時間20時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って、自分のプレゼンテーションの準備を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
全学共通プログラム: 必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。 学部独自プログラム: 授業中に適宜、資料を配布します。 |
参考書 |
全学共通プログラム: ・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦 ・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子 学部独自プログラム: 授業中に適宜、指示します。 |
成績評価の方法 |
全学共通プログラム(25%分): 毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。 学部独自プログラム(75%分): 主体的(積極的)な授業参加度によって評価します。 |
教員から一言 |
大学で様々な授業を受けて勉強していくことになりますが、それが試験で高い点数をとり単位をとるための勉強だけだとすると、もったいないです。皆さんは、学生という立場である一方で、既に、多くの知識を得た専門家です。この授業を通して、学んだ内容を、社会にどう還元していくか考える意識をもって、これからの大学生活を送ってもらいたいと思います。 |
キーワード |
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 学部独自プログラム:サイエンスリテラシー、サイエンスコミュニケーション、アウトリーチ |
オフィスアワー |
全学共通プログラム: 各担当教員から授業内に案内があります。 学部独自プログラム: オフィスアワーは木曜日の9:30〜10:30です。その他の時間帯でも、教員が在室していれば、訪問を受け付けます。mailでの質問も受け付けます。 |
備考1 |
5月29日(木)は休講です。補講日は別途指示します。 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://yuumezawa.com/index_j.htm |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/21 14:40:21 |