科目名[英文名] | |||||
地学 [Geoscience] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01go1001 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
楊 宗興, 鈴木 馨, 濵名 崇 [YO Muneoki, SUZUKI Kaoru, HAMANA Takashi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
地学系科目は広い意味で、農学や環境科学に深く関わる領域である。アグリサイエンスやエコサイエンスの基礎をかたち作る教養として、最近大いに体系化が進められている地球惑星科学という骨組みに立って、地学分野の基本的な科学的知識を講義する。 「地球環境地学」は地球表層の範囲における、現在の地球環境に関わる地学的内容を対象とするのに対し、「地学」は地球内部や宇宙までの空間スケール、また時間的にも宇宙や地球の進化のスケールを対象としている。宇宙やこの地球についての基本概念と科学としてのアプローチを理解することを目的とする。 なお、本科目は、理科の中学校教諭1種免許状,理科の高等学校教諭1種免許状を取得しようとする学生にとって必修である。 |
到達基準 |
地学分野の基本的な語句の意味を正しく説明できるようになる。 地学現象に関する重要な概念を理解し、説明できる。 ディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 火山、火成岩 (鈴木) 第2回 造山運動、変成作用・変成岩(鈴木) 第3回 水のはたらきと地形、堆積・堆積岩(鈴木) 第4回 地層、第四紀の日本(鈴木) 第5回 地球の概要(楊) 第6回 地球の構造(楊) 第7回 地球と生命の進化(先カンブリア代)(楊) 第8回 大陸移動説・プレートテクトニクス・プルームテクトニクス(楊) 第9回 地球と生命の進化(顕生代)(楊) 第10回 宇宙の構造(概観)(濱名) 地球から宇宙の大規模構造まで概観する。 第11回 月、太陽系(濱名) 最も身近な天体としての月と太陽系惑星、その運動を記述するケプラ─の法則について学ぶ。 第12回 太陽(濱名) 太陽の構造とエネルギー源について学ぶ。 第13回 恒星の種類と進化(濱名) 恒星の種類と性質、エネルギー源、その進化について概観する。 第14回 現代の宇宙像(濱名) 宇宙の進化、宇宙の構造形成について概観する。 第15回 まとめ 定期試験 (1月30日に行います。会場は、講堂です。) |
履修条件・関連項目 |
関数電卓の持参を求める場合がある。また、課題(宿題)を出す場合がある。地球環境地学および地学実験の履修希望者は、この科目を修得しておくことが望ましい。 全学共通教育科目に区分される選択科目である。 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じて資料を配付する |
参考書 |
『基礎地球科学』 西村他著,朝倉書店 その他にあれば講義の際に紹介する |
成績評価の方法 |
期末試験によって評価 (1月30日に行います。会場は、講堂です。) |
教員から一言 |
"授業の内容は多岐にわたるが、細々とした事項にとらわれすぎず、 そこにある概念や原理、それがどう証拠立てられているか等、大きな骨組みを理解するよう努めて欲しい。" |
キーワード |
地球の成り立ち,地球の歴史,地表物質の起源と形成過程、宇宙の中の地球 |
オフィスアワー |
メイルで連絡を。楊:yoh@cc.tuat.ac.jp、鈴木馨:kaoru@cc.tuat.ac.jp、濱名:hamana.tk@nao.ac.jp |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/12/18 18:31:31 |