科目名[英文名]
Introduction to Charcoal Application   [Introduction to Charcoal Application]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01ia1010
責任教員 [ローマ字表記]
及川 洋征, 山田 祐彰   [OIKAWA Yosei, YAMADA Masaaki]
所属 農学府 研究室 2N-403  メールアドレス

概要
炭やきの基本的な理論の学習と野外実習の機会を提供する。参加者は、竹や農産廃物からバイオ炭をつくる方法を学び、母国の農業開発・環境保全に活用するための様々なアイディアを共有・交換する。
到達基準
1) 炭やきの基本的な理論と技術について理解できる。
2) 母国の農業・環境の改善に向けた炭の利用について意見交換できる。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
2019年10月19日(土)相模原市長竹・FM津久井での実習
1. 農産廃物と農村地域のバイオマスにはどのようなものがあるか。
2. 穴やき法による竹炭・桑剪定枝炭づくり
3. ドラム缶窯および岩手窯の構造と作業行程について
4. もみ殻/おが屑バイオ炭づくり
5. 減煙・無煙炭やきへの課題

2019年10月22日(火)府中キャンパスでの座学
6. (講義) ベトナムにおける農工大チャコールプロジェクト
7-8. (グループ討論・報告) 農村開発と環境保全のどのように炭を活用できるか。
履修条件・関連項目
府中キャンパスからの往復交通費(電車・バス)約2,000円を自己負担とする。
実習・講義ではしっかりノートを取り、課題レポート作成のために活用すること。
授業時間 16時間に加え、参考書や講義資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特に使用しない。
参考書
FAO. 1987. Simple Technologies for Charcoal Making. Food and Agriculture Organization of the United Nations, Rome. http://www.fao.org/docrep/x5328e/x5328e00.HTM
M. Ogawa and Y. Okimori (2010) Pioneering works in biochar research, Japan. Australian Journal of Soil Research 48(7) 489-500 http://www.publish.csiro.au/sr/Fulltext/SR10006
International Biochar Initiative https://biochar-international.org/
成績評価の方法
積極的な参加 (60 %)、レポート課題 (40 %)
教員から一言
実習では、暑さ・寒さ、埃(雨天の場合は雨水・泥)、煙に対応できる服装(着替え)を準備してください。交通費のほか、昼食・飲み物も持参ください。
キーワード
バイオ炭、地域バイオマス、有機農業、適正技術
オフィスアワー
14:00〜18:00
備考1
10月19日は橋本駅北口バス停2番に7時45分にご参集ください。
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2019/10/04 16:49:15