科目名[英文名] | |||||
三大学連携特別講義Ⅱ(Engineering for Sustainable Society) [Inter-University Special LectureⅡ(Engineering for Sustainable Society)] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~1 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01md1505 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野間 竜男 [NOMA Tatsuo] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
この講義では、持続可能な社会実現の着想に役立つ最先端のエンジニアリングを理解することを意図しています。日本の現在の課題に焦点を当てるとともに、諸外国における状況と比較します。工学の重要な基礎知識を提供するだけでなく、履修者の将来の研究とグローバルな視点のアイデアを生み出す一助になればと思います。このコースは、「グローバルプロフェッショナルプログラム」との合同コースです。そのため、参加者は多くの日本人学生と英語で議論することができます。なお、すべての指示、講義、議論が英語で行われます。 また、本科目はグローバル展開科目Multidisciplinary Coursesの英語による科目として開講され、三大学連携特別講義として東京外国語大学、電気通信大学の学生も履修することができる。 |
到達基準 |
1. 種々の科学技術について持続可能な社会構築に関わる観点から考察し、日本の科学技術レベルとその課題を理解できる。 2. 科学技術に関する種々のトピックについて参加者間で英語で討論できる。 3. 留学生を含めた参加者でグループを作り、プレゼンテーションコンテンツを協働して作成できる。 到達基準 プレゼンテーション◎、リーダーシップ/調整能力〇、国際感覚〇、コミュニケーション〇、科学技術系学識〇 |
授業内容 |
すべて英語で行います。 [Day 1] 1. Orientation and self-introduction from the participants 全体ガイダンスと参加者各自の専門に関する自己紹介 2. Lecture on Topic 1 (Plastics Recycling) プラスチックスの再利用技術について学ぶ 3. Lecture on Topic 2 (Artificial Bone) 人工骨について学ぶ 4. Lecture on Topic 3 (High Pressure Processing of Foods and Superabsorbant Polymers for Agriculture) 食品の超高圧加工技術と吸水性ポリマーの農業への応用について学ぶ [Self-Study] 5. Preparation for Individual Presentation 英語で発表することの注意点について指導する。後半のグループについてアレンジする。 [Day 2] 6. Students' Presentation and Discussion 1 英語での個別発表 7. Students' Presentation and Discussion 2 英語での個別発表 8. Lecture on Topic 4 (Biomass Energy) バイオマス技術について学ぶ 9. Lecture on Topic 5 (Future Energy) 種々の最先端のエネルギー利用について学ぶ [Group-Study] 10. Preparation for Group Presentation 1 各グループで発表を準備する 11. Preparation for Group Presentation 2 各グループで発表を準備する [Day 3] 12. Group Presentation and Discussion 1 英語でのグループ発表 13. Group Presentation and Discussion 2 英語でのグループ発表 14. Concluding Remarks 全体のまとめ 15. Appendix and Final Examination 追補と最終試験 |
履修条件・関連項目 |
講義、議論等はすべて英語で行うので、ある程度の英語コミュニケーション能力が必要である。事前にレジュメを配布するので、授業で用いる専門的な英語について理解できるよう予習することが必須である。また2回のプレゼンテーションのためには、レジュメだけではなくインターネット等で最新の科学技術事情を自ら調べ、まとめる復習が必要である。 授業時間30時間に加え、上記の内容を含めた予習復習を本学の標準時間数に準じて行うこと。 |
テキスト・教科書 |
インターネットを通して各回のレジュメを事前に配布する。 |
参考書 |
トピックスごとにレジュメ等で紹介する |
成績評価の方法 |
授業中の議論への参加度およびプレゼンテーション(2回)、そして期末試験の内容から総合的に判断する。 議論:20%、プレゼンテーション:30%×2、期末試験:20% |
教員から一言 |
英語ですべて行うが、それほどハードルは高くはない。参加する留学生もそのほとんどがネィティブではないので、カタコトの英語で話す留学生もいる。基本的な英語に関する知識は日本人学生の方が高い場合も多い。この授業は英語をあくまでツールとした授業なので、学生が議論やプレゼンテーションをする際、文法や構文などにはあまりこだわらない。気軽に参加してほしい。その経験の中で、実践的な英語コミュニケーション能力が向上すると思う。授業中は参加者へ発言を頻繁に促し、それを基に参加者間で議論を進めていくので、積極的に発言してほしい。 |
キーワード |
科学技術、英語プレゼンテーション、持続型社会、英語ディスカッション |
オフィスアワー |
金曜日12:00-13:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/20 9:49:46 |