科目名[英文名] | |||||
地域社会システム計画論 [Regional Planning for Governance and Sustainability] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01rn1016 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
榎本 弘行, 朝岡 幸彦, 中島 正裕, 竹本 太郎, 高橋 美貴, 澤 佳成 [ENOMOTO Hiroyuki, ASAOKA Yukihiko, NAKAJIMA Masahiro, TAKEMOTO Taro, TAKAHASHI Yoshitaka, SAWA Yoshinari] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
地域は一つのシステムをなしている。そこでは、自然環境と歴史文化を基盤にした人間社会があり、産業、生活・文化活動が展開している。この授業では、山村から農村地域、さらに都市までを対象にして、地域への理解を深め、地域をより良いものに変えてゆくための基礎として、「地域社会システム」のあり方について、講義と討論によって学ぶ。なお、「計画」を共通のキーワードとする。 授業の構成を説明すると、3つのテーマ「農山村という地域」「地域振興・活性化とは」「ガバナンスとは」ごとに、3,4人の教員が順番に講義を行い、毎回、質問票の提出を求める。その後、質疑応答・討論日を設け、複数のテーマ担当教員が質問票からピックアップした質問を元に、回答、学生からの再発議、教員間での関連討議、学生も交えた全体討議等を、コーディネータ役の教員を中心に実施する。また、最終回には、全教員が参加して、学生も交えた「総合討論」を行う。 |
到達基準 |
1)地域、地域社会、地域社会システム等の基本的な概念と地域社会を巡る様々な論点について、その概要を理解し、自分なりの質問・コメントを考えることができる。 2)教員間、教員・学生間、さらには学生間の議論を理解し、自らも積極的に討論に参加することができる。 3)この講義で学んだこと、議論したことを元に、自分の考えを、他人の理解できる形で文章として表すことができる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 ガイダンス 榎本 第1部 農山村という地域(第2回ー第5回) 第2回 竹本 (農村の社会) 第3回 高橋 (農村の歴史) 第4回 朝岡 「農村の経済」 第5回 質疑・討論 竹本、高橋、朝岡 第2部 地域振興・活性化とは(第6回-第10回) 第6回 中島 第7回 中島 第8回 土屋 第9回 朝岡 第10回 質疑・討論 中島、朝岡、土屋 第3部 ガバナンスとは(第11回-14回) 第11回 榎本 第12回 澤 第13回 土屋 第14回 質疑・討論 榎本、澤、土屋 第4部 全体質疑・討論 第15回 質疑・討論 全員 ※授業予定と担当者については変更の可能性もあるので、掲示にご注意ください。 |
履修条件・関連項目 |
地域生態システム学科の学生としての「センス」の他は、特になし。 必要な学習時間は、本学の標準時間数に準じます。 |
テキスト・教科書 |
毎回、必要に応じて、資料を配付する。 |
参考書 |
『農村計画学』千賀裕太郎編著、土屋・朝岡・高橋・福田・中島ら共著、朝倉書店。 このほか、各教員から随時紹介する。 |
成績評価の方法 |
「レポート」70%、毎回提出の「質問票」30% |
教員から一言 |
住民による主体的な変革の対象としての「地域」を見る目を、常時自ら養ってください。幅広い分野に関心を持って「読書」に励んでください。そして、この講義では、計4回(質疑・討論)のあなたたちが発言できる場を作っています。ぜひ積極的に発言してください。議論を通じて能動的に「考える」ことがとても重要です。 |
キーワード |
地域、システム、人間社会、計画、自然、歴史、文化、合意形成、地域振興、地域活性化、ガバナンス |
オフィスアワー |
担当の各教員に質問等がある場合は、必ず事前にアポイントメントを取ってから研究室を訪ねるようにしてください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/28 17:19:08 |