科目名[英文名]
農業史   [History of Agriculture]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01sg1002
責任教員 [ローマ字表記]
小島 庸平, 野見山 敏雄   [KOJIMA Yohei, NOMIYAMA Toshio]
所属 農学府 研究室 2-213  メールアドレス

概要
原始・古代から現代に至る日本農業の歩みを、世界史の中に位置づけながら概観する。
なお、本科目は、グローバル教養科目群の人文社会科学の科目として開講される。
到達基準
(1) 日本農業の歴史的な変化を通時的に学ぶことで、異なる時代に固有な農業技術とそれを支える価値観を理解できるようになること。
(2) 農業のあり方から時代や社会の特徴を広く見渡し、持続可能な技術のあり方を歴史的に考察できる視点を身につけること。
科目別目標:
自主性・自律性、異文化理解、国際感覚、知の開拓能力、教養倫理
授業内容
授業内容
第1回  オリエンテーション
第2回  原始   寒冷化と東アジア農耕文化
第3回  古代   律令国家の耕地開発
第4回  中世   開発の進展と村落の形成
第5回  戦国   領国経営と農民の生活
第6回  近世(1)「大開墾」の時代
第7回  近世(2)「農書」の世界
第8回  近代(1)自由民権運動・農民騒擾と明治農法
第9回  近代(2)両大戦間期の農業問題と植民地
第10回 近代(3)戦時期の労働力動員と食糧供出
第11回 現代(1)戦後改革期――農地改革から農業改革へ――
第12回 現代(2)高度経済成長期――55年体制と基本法農政――
第13回 現代(3)転換点後の過疎化・離農・耕作放棄
第14回 展望   有機農業と農村回帰
第15回 まとめ
      定期試験
履修条件・関連項目
第3回以降、必ず前回内容を復習した上で、講義に望むこと(1時間?13回)
中間レポートは、任意の博物館・資料館を訪問し、当該地域の自治体史を参照の上、執筆する(25時間)
試験は単問単答式と論述式を出題する。準備には12時間程度をかけるのが望ましい(12時間)

授業時間30時間に加え、上記の内容を含め、後述の参考書などを活用して本学の標準時間数に準じた予習・復習を行うこと。
テキスト・教科書
参考書
暉峻衆三編『日本の農業150年――1850〜2000年』有斐閣、2003年
木村茂光編『日本農業史』吉川弘文館、2010年
成績評価の方法
小レポート(30%)、期末試験(70%)
過去の成績分布は、おおよそ次の通り。 S(1%)、A(9%)、B(35%)、C(40%)、D(15%)
教員から一言
キーワード
農業史 歴史
オフィスアワー
講義後に質問を受け付ける。
備考1
備考2
参照ホームページ
https://sites.google.com/site/kjmyh116/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/05/30 15:19:32